英Revolut、上級トレーダー向けに独立型暗号資産取引所を立ち上げ予定=報道

現在は招待制で利用可能

英フィンテック企業レボリュート(Revolut)が、上級トレーダー向けの暗号資産(仮想通貨)取引所を導入するようだ。米コインデスク(CoinDesk)が2月17日報じた。

報道によれば、コインデスクが確認した顧客メールに上級トレーダー向けに構築した新暗号資産取引所を立ち上げる旨が記されていたという。

なお同プラットフォームでは、アプリより詳細な分析ツールと低い手数料を提供する模様だ。

具体的には、手数料は0%から0.09%に設定され、指値注文と成行注文を使って取引できる機能が追加されるという。なお、指値注文の手数料は無料だ。

レボリュートの広報担当者によれば、現在同サービスは招待制で利用可能だが、独立した暗号資産取引所についての詳細はアプリ内で利用可能になった後に発表するとのことだ。

レボリュートは昨年12月、英国で1月から実施される新規則に対応するため、法人顧客向けの暗号資産販売を一時的に停止した。

2月には、レボリュートにソラナネットワーク上に発行されているミームコイン「ボンク:Bonk(BONK)」を上場し、ユーザー向けに暗号資産に関する学習キャンペーンを実施する計画が報じられていた。

関連ニュース

参考:CoinDesk
images:iStocks/NejauPhoto

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【9/6話題】テレグラムCEOが逮捕後初の声明、トランプが米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言など(音声ニュース)

テレグラムCEO、逮捕後初の声明発表。同社使命に同意できない国からは撤退の意志も、トランプ、米国を「暗号資産とBTCの世界的中心地」にすると宣言。イーロンマスクと共に米政府財務監査行う姿勢も、スイ(SUI)、機関投資家向け米ドルステーブルコイン「AUSD」利用可能に、モジュラーブロックチェーン「Elixir」、最終テストネット公開、EigenLayer、メジャーアップデート「アイゲンポッドアップグレード」導入、FlowがEVM対応開始、メタマスクでも利用可能に、TONブロックチェーン、総トランザクション数が10億件を突破、半数は3か月、Penpieで27Mドルの不正流出、Pendleは105Mドルの保護に成功

Sponsored

暗号資産決済Mercuryoがマルチチェーンデビットカード提供開始、マスターカードと提携で

暗号資産(仮想通貨)決済プラットフォーム「マーキュリョ(Mercuryo)」が決済大手の米マスターカード(Mastercard)と提携し、ノンカストディアル型のウォレットから暗号資産を直接使えるマルチチェーンデビットカード「スペンド(Spend)」の提供開始を9月5日発表した