ビットコイン、対円で過去最高値更新
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが、対円価格で過去最高値を更新した。2月14日21時28分ごろ、7,800,000円の価格をつけた(ビットフライヤー現物価格/TradingViewデータ)。
これまでの最高値は2021年11月10日の約779万円だった。ステーブルコインが破綻したテラ・ルナショックや、FTX事件後に冬の時代と言われていた暗号資産市場だが、3年弱でその下げを取り戻した。
今回の価格高騰は、米国での企業好決算による株価高、米国で1月に上場したビットコイン現物ETFへの引き続きの資金流入、また4月に迫った半減期への期待などが要因と考えられる。
なお過去最高値を更新したのは対日本円で、対米ドルでは更新していない。前述の同時刻のビットコイン価格は51,843ドル。対ドルの過去最高値は21年11月10日69,000ドルであり、まだその価格に開きがある。
円安が今回の日本円での過去最高値を突破した要因であることも留意しておきたい。