「デジタルポンド」の導入是非判断は最短で25年以降=英当局

「デジタルポンド」の導入是非判断は最短で25年以降

英中央銀行のイングランド銀行(BOE)と英財務省は、BOEが発行する中銀デジタル通貨(CBDC)「デジタルポンド」について、導入の是非の判断は最短でも2025年以降になるとの見通しを1月25日示した。個人情報保護に対する懸念が根強いため。

BOEと財務省は、デジタルポンドの導入について実施した意見公募に5万件の意見が寄せられ、その多くが個人情報保護についてだったと明らかにした。

また「デジタルポンド導入について最終的な決定は下していない」とした上で、作業は設計段階まで進んでおり、25年ごろに構築段階へ進むかどうかを決定する予定だと説明した。

リシ・スナク(Rishi Sunak )英首相は早くからデジタルポンド構想を支持しており、財務相だった21年にはBOEにプロジェクトに着手するよう求めている。

CBDCを巡っては欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)など他の主要中銀も個人情報保護の課題に取り組んでいる。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
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David Milliken
images:Reuters

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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