SBI DAHとスイスSIXのJV「AsiaNext」、シンガポールで暗号資産デリバティブ取引を提供開始

AsiaNextがシンガポールで暗号資産デリバティブ取引を提供開始

機関投資家向けに特化したグローバルなデジタル資産取引所を運営するアジアネクスト(AsiaNext)が、シンガポールでの暗号資産(仮想通貨)デリバティブサービスの提供開始を1月9日発表した。

アジアネクストは、SBIグループの子会社SBIデジタルアセットホールディングス(SBI DAH)とスイスのSIXグループのジョイントベンチャー(JV)だ。

アジアネクストは、シンガポール金融管理庁(MAS)から公認市場運営者(Recognised Market Operator:RMO)ライセンスおよび資本市場サービス(Capital Markets Services:CMS)ライセンスを取得している取引所。

発表によると暗号資産デリバティブ事業はシンガポールにおいて規制の対象ではないという。しかしアジアネクストは、すべての事業活動において規制対象となる事業と同様に厳格な、リスク管理・コーポレートガバナンスなどの基準を遵守し運営を行うとのことだ。

アジアネクストは今後、デジタル証券、実資産のトークン化(RWAs)、持続可能性にフォーカスした商品などを幅広く提供する予定としている。

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参考:SBI DAH
images:iStocks/berya113・Ninja-Studio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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