Pacific MetaがSakaba Labsと提携
Pacific Meta(パシフィックメタ)とSakaba Labs(サカバラボ)が、パートナーシップ締結を12月26日発表した。
この提携により両社は、Web3領域における戦略・企画の立案からシステム開発、運用に至るまで、グローバルに展開する事業をワンストップで支援するとのこと。
Pacific Metaは、国内外のWeb3事業にコンサルティング事業やマーケティング支援を提供する企業。同社は、特に海外展開や戦略立案など、非開発領域に強い専門性を持っており、大手企業への支援実績もあるとのこと。
Sakaba Labsは、Web3ゲーム向けの分散型パブリッシャー「Sakaba」を開発し、国内外の140以上のゲームタイトルを支援している。またWeb3ゲーム向けに対して、マーケティング・コミュニティ形成分野の業務支援やブロックチェーン領域のプロダクトやソリューションの開発支援を行っており、大手企業への支援実績もあるとのことだ。
なおSakaba Labsはシンガポールを拠点とする「Fritto Tech」が運営し、日本における事業は東京を拠点とするTempura technologies(テンプラテクノロジーズ)株式会社」が合同で支援している。
発表によると今回のパートナーシップ締結により両社は、戦略立案からシステム開発まで一貫的な支援が可能になったとのこと。
Pacific Metaの国内外のWeb3プロジェクトを支援する中で培った事業アセットと、Sakaba Labsのブロックチェーン領域の企画・システム開発力を掛け合わせることで、両社はWeb3領域の事業戦略立案からシステム開発、運営まで、海外展開を含む全行程をワンストップで支援するとのことだ。
Pacific Metaは今年6月、日本と韓国を拠点に機関投資家などを対象とした暗号資産のウェルスマネジメント事業を展開するHYPERITHM(ハイパーリズム)から資金調達を実施。韓国をはじめとしたグローバルでのクライアントサポートの体制を強化するとしていた。
その発表から間もなくPacific Metaは、世界各国のコミュニティとの連合「Pacific Meta Global Alliance」を結成し、14のコミュニティとのパートナーシップ締結を発表した。
そして9月にはWeb3ゲームプラットフォーム開発企業Immutable(イミュータブル)とのエコシステムパートナーシップ締結をする等、多くのWeb3ゲーム会社やコミュニティとの提携を行っている。
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参考:パシフィックメタ
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