米サークルのユーロステーブルコイン「EURC」、ソラナ上のネイティブ発行に対応開始

EURCがソラナに対応

米サークル(Circle)発行のユーロ建てステーブルコイン「EURC」が、ソラナ(Solana)ネットワーク上でのネイティブ発行に対応開始した。サークルが12月18日発表した。

「EURC」は、サークルが発行する「USDC(USD Coin)」と同じく法定通貨に100%裏付けされたステーブルコインとのこと。1:1の割合で「EURC」とユーロ(EUR)の交換が可能だ。

なお「EURC」は以前、「ユーロコイン:Euro Coin」の名称でティッカーシンボルは「EUROC」であったが、この旧名は廃止されている。

「EURC」のネイティブ発行は今回のソラナの他、イーサリアム(Ethereum)、アバランチ(Avalanche)、ステラネットワーク(Stellar Network)に対応している。

またソラナ上の「EURC」ローンチ時には、ジュピターエクスチェンジ(Jupiter Exchange)、メテオラ(Meteora)、オルカ(Orca)、レイジウム(Raydium)、フェニックス(Phoenix)などのDEX(分散型取引所)やウォレットなどが「EURC」に対応を開始しているとのことだ。

関連ニュース

参考:サークル
images:iStocks/monsitj

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

Sponsored

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している

マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携

米決済大手マスターカード(Mastercard)のマルチトークン・ネットワーク(MTN)が、米銀行大手JPモルガン(JP Morgan)のブロックチェーン基盤決済システム「キネクシスデジタルペイメント(Kinexys Digital Payments)※旧オニキス(Onyx)」と連携したと11月21日発表した