Magic Edenがマジックエデンウォレットβ版を公開
NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」が、クロスチェーンセルフカストディウォレット「マジックエデンウォレット(Magic Eden Wallet)」ベータ版のリリースを11月27日発表した。
「マジックエデンウォレット」は、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、ビットコインオーディナルズ(Bitcoin Ordinals)上のNFTを収集できる、「マジックエデン」に直接統合された初のデジタルウォレットとのこと。なお同ウォレットは、「マジックエデン」とセルフカストディウォレット「エクソダス(Exodus)」との提携により作成されたという。
「マジックエデンウォレット」の特徴は、それぞれのチェーンにおける固有のウォレットを切り替えることなく、単一のクロスチェーンウォレットとして使用できることだ。また同ウォレットにはNFTの収集だけでなく、各チェーン間の暗号資産(仮想通貨)を即時に転送およびスワップできる機能「インスタントクロスチェーンスワップ」が備わっているとのこと。
さらに各チェーンにおける全てのNFTコレクションと暗号資産の取引履歴追跡機能およびポートフォリオ管理機能、またデビットカードや銀行振込、アップルペイを利用した法定通貨決済およびビットコイン(Bitcoin)ネットワーク上で使用されるトークン規格「BRC-20」での売買機能も備わっているという。
なお現在「マジックエデンウォレット」ベータ版には限定されたユーザーのみがアクセス可能となっている。また同ウォレットの機能に関する追加情報およびデスクトップのブラウザ拡張機能は、ベータ版のテスト終了後2024年初頭に発表される予定とのことだ。
マジックエデンは今月7日、同マーケットプレイスのポリゴン版プラットフォームをアップデートし、NFTアグリゲーター機能やロイヤリティ執行機能、パブリックにアクセス可能なポリゴンAPI機能などの追加を発表している。
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参考:マジックエデン
images:iStocks/Molnia