ユニセフがイーサリアム財団のサポートでクリプトファンドを立ち上げ、WirelineがLibraをハードフォークしたOpen Libraを立ち上げへなどのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

ユニセフがイーサリアム財団のサポートでクリプトファンドを立ち上げ

・ユニセフがイーサリアム財団(Ethereum Foundation)のサポートでクリプトファンドを立ち上げたことが、Devcon5でのMiyaguchi Aya氏の10月9日のセッションで明らかになった

・イーサリアム財団は100ETHをUNICEF Franceへ基金する。そして、ユニセフグループのOffice Of Innovationがメキシコ拠点もPrescrypto、タンザニア拠点のUtopixar、アルゼンチン拠点のATIX Labsに資金が投資される

・国連組織にとって初めてユニセフは、今後も仮想通貨を使用して、世界中の子どもや若者に利益をもたらすオープンソース技術に資金を提供していく予定だ

・ユニセフのエグゼクティブディレクタープレスリリースで「これはユニセフにとって新しくエキサイティングな発表です。デジタル経済と通貨が次世代の生活を形成する可能性があるので、今後ベンチャー企業と関わる可能性は高まってくると思います。 だからこそ、私たちのクリプトファンドの創設は、人道主義者の人とエンジニアが混ざり合う、重要かつ歓迎すべき一歩だと考えます」とコメントしている

・そしてイーサリアム財団理事長のAya Miyaguchi氏は「ユニセフとともに、クリプトファンドと協力して、基本的なニーズ、権利、リソースへのアクセスを改善していきます」とコメントしている

WirelineがLibraをハードフォークしたOpen Libra立ち上げへ

・Wirelineの共同設立者Lucas Geiger氏がDevcon5に登壇し、Libraをハードフォークした通貨「Open Libra」を立ち上げる計画を発表

・Open Libraは、Libraがオープンソースで開発されている事を利用してハードフォークを実行する。フェイスブックらのLibra協会に頼らないパーミッションレスな、Libraにペッグした仮想通貨の開発を行うとのこと

・現在Open LibraのコードはGithub上で確認が可能で、公式サイトもWEB上で公開がされている

bitFlyerがカリウスの不正ログイン検知サービスを導入

・不正ログイン検知サービスを提供する株式会社カウリスが、株式会社bitFlyerが同社の不正ログイン検知サービス「FraudAlert」(フロードアラート)を導入したことを発表

・カウリスの提供する「FraudAlert」は、個人情報を用いず、端末から取得する200以上のパラメータを基に、不正ログインを検知する。また月間数千万件のログイン・口座開設をモニタリングしており、国内での不正利用に用いられたデバイス情報のデータベースを有しているとのこと

・同サービスは、現在までに10社以上の金融機関・証券会社・仮想通貨交換業者、通信キャリアにて、導入がされている

Devcon Day2について


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