マジックエデンのポリゴン版がアップデート、NFTアグリゲーター機能など追加

マジックエデンのポリゴンプラットフォームがアップデート

NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」のポリゴン(Polygon)プラットフォームがアップデートし、新たにNFTアグリゲーター機能などが追加された。同プラットフォームが11月7日発表した。

今回のアップデートは、ポリゴンプラットフォームにおける開発エクスペリエンスおよび取引の向上を目的に行われたという。新たにNFTアグリゲーター機能やロイヤリティ執行機能、パブリックにアクセス可能なポリゴンAPI機能が追加されたとのことだ。

発表によるとNFTアグリゲーター機能は、ポリゴンPoSを採用している複数のマーケットプレイスのリストが直接「マジックエデン」上に統合され、トレーダーが最新のフロア価格と統計情報を下にポリゴン上のNFTを閲覧および購入できるツールとのこと。

またロイヤリティ執行機能は、クリエイターの報酬を保護する為に決済処理業者を介して実装され、ポリゴンAPI機能については、ポリゴンプラットフォームと統合する為のオープンアクセスとしてNFTプロジェクト側に提供されるという。

さらにポリゴンプラットフォームのコレクションページとプロフィールページにおいても、動作の高速化や合理化された統計情報の表示などといったユーザーインターフェイスの改善も行われたとのこと。

また今後数週間以内には、コレクターがポリゴンPoS上の特定のNFTまたはNFTコレクション全体に対して、複数入札や追跡ができるコレクションオファー機能と複数入札機能を追加予定であることも発表されている。

なおマジックエデンは昨年12月よりポリゴンのサポートを開始しており、ポリゴンの他にもソラナ(Solana)とイーサリアム(Ethereum)にマルチチェーン対応している。

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参考:マジックエデン
images:iStocks/undefined-undefined

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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