ソラナのDEX「Jupiter」、独自トークン「JUP」発行とエアドロップを計画

Jupiterが独自トークン「JUP」の発行とエアドロップ計画

L1ブロックチェーンのソラナ(Solana)上で稼働する分散型取引所(DEX)「ジュピターエクスチェンジ(Jupiter Exchange)」が、独自トークン「JUP」の発行およびコミュニティへのエアドロップ(無償配布)を実施する計画を11月3日に発表した。

「ジュピターエクスチェンジ」によると「JUP」はガバナンストークンとして機能するトークンであり、初期供給は40パーセントがコミュニティの成長のためのエアドロップを4ラウンド行うための資金だという。また20パーセントがロック期間付きのトークンセールで、残りの40パーセントはチームへの配布や予備金として割り当てられるとのこと。

なおエアドロップの時期など具体的な発表はまだ行われておらず、チームがDiscord上でコミュニティと議論している最中だ。

そのためトークンの確認サイトのリリースやトークン発行等はまだ実行されておらず、現在存在するものはすべてフィッシングサイトであるため注意が必要だ。

先日ソラナ基盤の分散型オラクルネットワークサービス「ピスネットワーク(Pyth Network)」が、ネイティブトークン「PYTH」の発行及び、そのエアドロップ予定を発表した。これについても現在具体的な実施時期について発表されていない。

ちなみに今回の発表は、ソラナブロックチェーンのカンファレンスイベント「ソラナブレークポイント(Solana Breakpoint)」に際して行われたものである。

なお「JUP」に関する発表の他にも、同DEXへのパーペチュアル取引(永久先物取引)機能の導入や、ソラナのLST(リキッドステーキングトークン)を担保にしたレバレッジステーブルコイン「SUSD」と独自ローンチパッドの計画も発表されている。

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参考:ジュピターブログ
images:iStocks/NinjaStudio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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