ソラナのオラクルネットワーク「Pyth Network」、トークンエアドロップ実施へ

「Pyth Network」がトークンエアドロップ実施

ブロックチェーン関連サービス用オラクルネットワーク「ピスネットワーク(Pyth Network)」が、ネイティブトークン「PYTH」の発行及び、そのエアドロップ予定を11月1日に発表した。なお現時点では、エアドロップの具体的な実施時期について発表されていない。

「ピスネットワーク」は、ソラナ(Solana)基盤の分散型オラクルネットワークサービス。ソラナブロックチェーン上で動作しており、正確な市場データ提供を目標としており、バイナンス(Binance)やオーケーエックス(OKX)、ビットバンク(bitbank)をはじめとした多くのブロックチェーン関連企業が市場データの提供者として協働しているとのことだ。

なお同サービスではスマートコントラクト内にコードを挿入して、オンチェーン上で市場データを取得しブロックチェーンアプリケーションで活用できるだけでなく、オフチェーンでもデータの利用が可能である。

今回発行予定が発表されたネイティブトークン「PYTH」は、サービス上の担保資産としてやガバナンストークンとして利用されるとのこと。総発行数は100億枚で、そのうち85パーセントをロックアップした状態から毎月一定量をアンロックしていき7年間かけて市場流通量を増加させる計画を予定している。

「PYTH」エアドロップの対象者はすでに決定しており、過去に同サービスを活用したアプリケーションの利用者が対象となるとのこと。これはソラナブロックチェーンに限らずイーサリアム(Ethereum)やアバランチ(Avalanche)などのEVM系チェーンや、スイ(Sui)やアプトス(Aptos)などのMove系チェーンなど、固有のブロックチェーンに対象を限定していないという。

エアドロップの対象者は、公式のウェブサイトに各ブロックチェーンに対応したウォレットを接続すればエアドロップで受け取り可能なトークンの枚数が確認可能だ。なおフィッシングサイトが作成されていることが確認されているため注意が必要である。

エアドロップに使用されるトークンは、この総発行数のうち「Community and Launch」として割り当てられている6億枚から利用されるもので、ソラナブロックチェーン上で発行されるとのことだ。

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参考:ピスネットワークブログ
images:iStocks/BSVIT・metamorworks

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

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