メゾンマルジェラがミントゲームプロジェクト開始
仏パリ発のファッションブランド「メゾンマルジェラ(Maison Margiela)」が、NFTを活用したミント(発行/鋳造)ゲームプロジェクトの開始を10月24日発表した。
このNFTミントゲームでは、発行数に限りがある0から23の数字NFTが、「ソウルバウンドトークン(SBT)」の技術を用いて譲渡不可能なトークンとして全24個用意されている。ミントサイトでは各NFTの発行時に60秒のタイマーが設定されており、NFTがミントされる度にタイマーはリセットされ、それぞれのNFTは時間内に1人1個のみ無料でミントできる仕組みだ。
なおNFTがミントされるブロックチェーンは、ポリゴン(Polygon)が採用されており、NFTはERC-1155規格の「SBT」トークンとして発行されている。ちなみに「SBT」とは、他のアカウントに移転・譲渡のできないNFTのこと。「SBT」化したものは二次流通不可の永久証明のような存在として扱われる。
そしてユーザーは0から23全ての数字NFTを集めることで、「メゾンマルジェラ」による近日公開予定の次のステージにアクセスできるという。なお最初の100人が全ての数字NFTを集めるとゲームは終了になるとのこと。
「メゾンマルジェラ」は今回開始したミントゲームプロジェクトについて、「象徴的な数字が、ファッションとweb3スペースを融合させたゲーミフィケーションのミント体験の対象となるでしょう」と公式ミントサイトで説明している。
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参考:メゾンマルジェラ
images:iStocks/ismagilov