サークル「USDC」、ポリゴンPoSでネイティブ利用可能に

ネイティブUSDCがポリゴンPoSで利用可能に

米サークル(Circle Internet Financial)発行の米ドルステーブルコイン「USD Coin(USDC)」のネイティブ版トークンが、ポリゴンPoS(Polygon PoS)上で利用可能になった。サークルが10月10日発表した。

これまでポリゴンPoSではブリッジ版の「USDC」である「USDC.e」が利用されており、ネイティブ版がリリースされることで、これまで使用されていたブリッジ版に置き換わるとのこと。11月10日以降サークルは「USDC.e」のサポートを停止するとしている。

サークルは今年8月、9月中に「USDC」をベース(Base)、Cosmos via Noble(コスモスエコシステム)、ニア(NEAR)、オプティミズム(Optimism)、ポルカドット(Polkadot)に対応し、10月にポリゴンPoSへ対応すると発表。今回の対応により、この計画は完了したことになる。

現在「USDC」は、イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)、アルゴランド(Algorand)、アバランチ(Avalanche)、ヘデラ(Hedera)、トロン(TRON)、ステラ(Stellar)、ノーブル(Noble:コスモスエコシステム)、フロウ(Flow)、アービトラムワン(Arbitrum One)、ベース、オプティミズム、ニアプロトコル、ポルカドット(Polkadot)エコシステムに対応しており、今回ポリゴンPoSに対応したことで15のブロックチェーンでネイティブ版「USDC」が利用可能となった。

なおサークルは、「USDC」をネイティブのまま各ブロックチェーン間を転送する「クロスチェーン転送プロトコル(Cross-Chain Transfer Protocol:CCTP)」をイーサリアム・アバランチ・アービトラムの3つのブロックチェーンに対応させている。

今後、他のブロックチェーンにも「CCTP」を対応させることが、サークルより発表されている。

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参考:サークル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/ivanmollov

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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