バイビット、南アフリカ共和国でデリバティブ商品提供とオンランプ導入

Bybitが南アフリカ共和国で暗号資産取引拡大へ

海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、南アフリカ共和国で暗号資産デリバティブ商品の提供開始を10月2日発表した。

またバイビットは、同国の法定通貨ランド(ZAR)のオンランプ(法定通貨を暗号資産に交換するプロセス)サービス導入も同日に併せて発表している。

同サービスにより南アフリカ共和国のバイビットユーザーは、ランドによるオンランプ取引が可能となり、即時送金オプションを含む銀行送金でのランドの入金が可能になった他、低コストで暗号資産の売買ができるようになったとのこと。

なおバイビットによる今回の南アフリカ共和国での動きは、同国の公認金融サービスプロバイダーであるマネードッグ(Money Doc)の法定代理人となることで実現したとのことだ。

直近でのバイビットによる他国での動きとしては今年9月、英国金融行動監視機構(FCA)による新規則の導入を理由とした英国居住者へのサービス提供一時停止を発表している。

さらに6月には、キプロス共和国にて暗号資産取引所の運営およびカストディサービス提供に関わるライセンスを取得。5月には、カナダにおける規制強化を理由とした同国からの市場撤退と、カザフスタン共和国で暗号資産事業を行う為の予備ライセンスを取得している。

なおバイビットは4月に日本の金融庁から無登録にて暗号資産交換業を行っているとし、警告書が発出されている。

関連ニュース

参考:プレスリリース
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Abscent84・Rawpixel

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】イーサリアムPectraのメインネット実装が仮決定、ゲームストップ株急落、Seiが23andMe買収検討など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

バイナンスが「Vote to List」の第1弾選出、「MUBARAK」・「BROCCOLI714」・「TUT」・「BANANAS31」を取扱

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)で、ミームコインであるムバラク:Mubarak(MUBARAK)、CZ'Sドッグ:CZ'S Dog(BROCCOLI714)、チュートリアル:Tutorial(TUT)、バナナフォースケール:Banana For Scale(BANANAS31)の4銘柄の現物取引が開始された。バイナンスが3月27日に発表した