仏ゲーム大手ユービーアイソフト、Crypto. comの「Cronos」のバリデーターに参画

CronosがUbisoftと提携

暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)開発のブロックチェーン「クロノス(Cronos)」と、仏大手ゲーム開発企業ユービーアイソフト(Ubisoft)が提携し、ユービーアイソフトが「クロノス」の新たなバリデーターとして参画した。「クロノス」の開発を主導するクロノスラボ(Cronos Labs)が7月18日発表した。

なおクロノスラボは、昨年6月に1億ドル(約130億円)規模の「クロノス・アクセラレーター・プログラム(Cronos Accelerator Program)」を立ち上げており、ユービーアイソフトはこのプログラムのスタートアップメンターとして参加していた。

今回の提携によりユービーアイソフトは、「クロノス」のバリデーターとしてブロックチェーンのガバナンスに貢献し、ネットワーク更新の承認を担うとのこと。

また「クロノス」エコシステムでは、ゲームのユースケースをサポートする技術関連のフィードバックを得る際に、ユービーアイソフトの戦略的イノベーションラボから専門知識を享受できるという。

なお現在「クロノス」のバリデーターには、クリプトドットコムやブロックデーモン(Blockdaemon)、ドラファクトリー(Dora Factory)、オールノード(Allnodes)といった27のプロジェクトらが参加しているとのことだ。

「クロノス(Cronos)」について

「クロノス」は、コスモス(Cosmos)の独自ブロックチェーン開発キット「Cosmos SDK」上に構築された初のEVM(イーサリアム仮想マシン)互換のレイヤー1ブロックチェーンネットワークだ。「クロノス」の決済通貨は、「クロノス」の並列ブロックチェーン「Crypto.org chain」のネイティブトークン「クロノス(CRO)」となっている。

関連ニュース

    参考:Cronos
    デザイン:一本寿和
    images:iStocks/Aleksandra-Zhilenkova

    関連するキーワード

    この記事の著者・インタビューイ

    一本寿和

    「あたらしい経済」編集部
    記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
    「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

    「あたらしい経済」編集部
    記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
    「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

    合わせて読みたい記事

    【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

    ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

    Sponsored