Bリーグ「大阪エヴェッサ」、FiNANCiEでトークン発行

大阪エヴェッサがFiNANCiEでトークン発行

トークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム「大阪エヴェッサ」のトークン新規発行および販売開始を7月18日発表した。

大阪エヴェッサは、大阪府大阪市を拠点に活動する男子プロバスケットボールクラブ。2005年に創設され、現在はB.LEAGUEのB1西地区に所属している。

なお大阪エヴェッサ運営のヒューマンプラニングは、今回web3の新たな取り組みとなる共創コミュニティ「CLUB EVESSA PLUS」を発足している。同コミュニティは、大阪エヴェッサとして目指している「新B1参入」に向けた勝負となる9月開始の今シーズンに向け、今後「クラブとしての価値」をさらに創出していくことが必要だと考え、発足に踏み切ったとのことだ。

今回のファンディングは、「CLUB EVESSA PLUS」の初期メンバーを募集するために行われるとのこと。ファンディングに参加しコミュニティトークン「エヴェッサトークン」を購入し保有することで「FiNANCiE」内の「CLUB EVESSA PLUS」への参加が可能となる。

「エヴェッサトークン」購入者のその他の特典として、コミュニティ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや、保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供される。

現時点で「CLUB EVESSA PLUS」にて取り組む予定のプロジェクトとして「みんなで創るスペシャルデープロジェクト」、大阪エヴェッサ公式マスコットの「まいどくん転生プロジェクト」、「まいど!エヴァッサチェンネル作成プロジェクト」が公開されている。

「エヴェッサトークン」初回販売は、7月18日12:00から開始しており9月19日21:00まで実施される予定だ。

なお「エヴェッサトークン」の販売メニューは10,000pt~1,000,000ptで購入できる支援コースが9個ある。

それぞれのメニューによってトークンの獲得数が異なる他、購入者にはコミュニティへの参加と投票企画・抽選応募への参加の権利が付与される。またその他にもメニューによっては、「CLUB EVESSA PLUSメンバーバッジ」や「CLUB EVESSA PLUSロゴ使用権利」、「EVE-CHAN 広告掲載権利」、「まいどくんメインスポンサー」、「プロジェクト創出パートナー」などが支援特典として用意されている。

なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。また「エヴェッサトークン」および「FiNANCiE」で発行されているコミュニティトークンについては、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、ヒューマンプランニング株式会社の代表取締役である尾上満昭氏より以下のコメントを得た。

大阪エヴェッサはこの度、【共創コミュニティ「CLUB EVESSA PLUS」】を発足いたしました。「みんなで一緒に創る強く新しいエヴェッサ。大阪を元気に!もっとおもしろく!」というビジョンのもと、CLUB EVESSA PLUSでの活動を通し、より一層クラブの価値を高め、輝かせるために、様々なステークホルダーの皆さまと共にクラブを創り上げていきたいと思います。

今年はクラブとして目指している「新B1参入」にとって重要な年となります。私たちは、更なる飛躍を遂げるために全力を尽くし、目標に向かって進んでまいります。

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    この記事の著者・インタビューイ

    大津賀新也

    「あたらしい経済」編集部
    記者・編集者
    ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

    「あたらしい経済」編集部
    記者・編集者
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