新領域企画準備株式会社がオアシスバリデータに
NTTドコモの子会社である新領域企画準備株式会社(以下、新領域会社)が、新たにゲーム特化ブロックチェーンOasys(オアシス)のバリデータに参画したことが6月23日発表された。
なおバリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上の取引が正しいかどうかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運営者を指す。
ドコモは昨年11月、web3分野について6,000億円規模の投資を行い、この分野において日本に限らずグローバルに展開する方針を発表していた。オアシスによると今回の新領域会社のバリデーター参画は、ドコモのweb3に関する新たな取り組みの一環であるとのことだ。
なおその方針発表の際にドコモは2023年を目途に、web3に取り組む新会社を設立する方針も明かしていた。新領域会社がその新会社にあたるかは不明である。
またオアシスによると今回の新領域会社は、同プロジェクトの第3群バリデータとして参画する最初の企業になるという。オアシスでは初期バリデータに21社、第2群に4社が参画していた。
第3バリデータについても、今後新たな参画企業の発表が続くと思われる。
オアシス初期バリデータ一覧(21社)
Aster Network(アスターネットワーク)、バンダイナムコ研究所、BOBG(ボブジー)、Com2uS(カムツス)、CryptoGames(クリプトゲームス)、doublejump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)、gumi(グミ)、jump(ジャンプ)、MCH(エムシーエイチ)、netmarble(ネットマーブル)、neowiz(ネオウィズ)、SEGA(セガ)、イールド・ギルド・ゲームス(Yield Guild Games)、Thirdverse(サードバース)、UBISOFT(ユービーアイソフト)、WEMADE(ウィメイド)、bitFlyer Blockchain(ビットフライヤーブロックチェーン)、NHN PlayArt、グリー、ミシカルゲームス(Mythical Games)、スクウェア・エニックス
オアシス第2群バリデータ一覧(4社)
ソフトバンク、KDDI、ネクソン(Nexon)、ミクシィ(MIXI)
関連ニュース
- ドコモがweb3に6000億円投資へ、暗号資産発行やウォレット、交換事業も計画
- ドコモがアスター(ASTR)と提携、web3普及に向け
- ミクシィがオアシス(OAS)のバリデータへ、参画企業は25社に
- SBI VCトレード、ゲーム特化ブロックチェーン「オアシス(OAS)」と提携
- 価格予想で毎日オアシスのOAS獲得できる「Oas Choice」リリース、クリプトゲームスがTCG Verseで
参考:オアシス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Aleksandra-Zhilenkova