GMOコインがオーエムジー取扱廃止へ
国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、暗号資産オーエムジー(OMG)の取り扱い廃止予定を6月20日発表した。
また同時にネム(XEM)の一部サービス終了についてもアナウンスがされている。「販売所」、「暗号資産FX」、「つみたて暗号資産」が終了の対象だ。
GMOコインは、今回のオーエムジー取り扱い廃止およびネム一部サービス終了の理由について「グローバルでの流動性不足により、当社でのカバー取引やプライス生成の継続が困難」と説明している。
7月10日には両銘柄共に「つみたて暗号資産」毎月プランが最終積立日となる。7月22日には両銘柄の「暗号資産FX」の新規注文が受付終了。同日にオーエムジーの預入受付終了となる。
そして7月28日には両銘柄の「つみたて暗号資産」毎日プランが最終積立日となり、7月29日には両銘柄における「販売所」、「暗号資産FX」のサービスが終了。オーエムジーについては同日に「取引所(現物取引)」、「貸暗号資産ベーシック」のサービスが終了になるとのこと。
ただし、7月29日以降もオーエムジーの送付は対応しているとのこと。ネムについても「取引所(現物取引)」、「貸暗号資産ベーシック」、預入および送付は引き続き利用できるとのこと。
これによりGMOコインでの取り扱い暗号資産は、合計で23銘柄となる。
オーエムジー取り扱い廃止により同取引所では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、テゾス(XTZ)、クアンタム(QTUM)、エンジンコイン(ENJ)、ポルカドット(DOT)、コスモス(ATOM)、シンボル(XYM)、モナコイン(MONA)、カルダノ(ADA)、メイカー(MKR)、ダイ(DAI)、チェーンリンク(LINK)、FCRコイン(FCR)、ドージコイン(DOGE)、ソラナ(SOL)、アスター(ASTR)を取り扱う。
なお今回のGMOコインの発表と同日、コインチェックもオーエムジーの取り扱い廃止予定を発表していた。
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参考:GMOコイン
デザイン:一本寿和
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