米BakktがSOL・MATIC・ADAを上場廃止へ、SECの証券指摘受け=報道

米BakktがSOL・MATIC・ADAを上場廃止へ

米デジタル資産サービス企業バックト(Bakkt)が、同社おいて取り扱っている暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)・ポリゴン(MATIC)・エイダ(ADA)の3銘柄について、上場廃止予定であることを米フォーチューン誌が6月16日報じた。

報道によるとバックトの顧問弁護士兼秘書のマーク・ダヌンツィオ(Marc D’Annunzio)氏は「バックトは、より広範なコインの上場を遵守して提供する方法について、さらに明確になるまで予防的措置を講じている」とコメントをしたようだ。

今回のバックトの対応は、米証券取引委員会(SEC)による海外暗号資産取引所バイナンス(Binance)およびコインベース(Coinbase)への提訴を受けたものとなる。両取引所への訴状では、ADA・MATIC・SOLを含んだ両取引所が取り扱う複数の暗号資産について、未登録の有価証券であると指摘していた。

バックトは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社である米インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社だ。なおバックトはNYSEへ2021年10月に特別目的買収会社(SPAC)のVPC Impact Acquisition Holdings (VIH)との合併により上場している。

またバックトは今年3月に消費者向けの暗号資産(仮想通貨)関連アプリを廃止している。同社はアプリ廃止の理由を「今後は企業向け(B2B)ソリューションの提供を強化していくため」と説明していた。

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参考:フォーチューン
デザイン:一本寿和

images:iStocks/wacomka・Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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