陸上の寺田明日香選手、FiNANCiEでトークン追加発行

寺田明日香選手がFiNANCiEでトークン追加発行

陸上競技女子100mハードル日本記録保持者の寺田明日香選手が、トークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」にて、トークンの追加販売を行うことを5月8日発表した。

寺田明日香選手は陸上競技女子100mハードルで日本選手権を3連覇するも一度競技を引退した経歴を持つ選手。2016年に7人制ラグビーに競技転向する形で現役復帰し、2019年に陸上に復帰。2021年には東京五輪に出場し、日本人では同種目21年ぶりとなる準決勝進出を果たしている。東京五輪出場後に寺田選手は、(株)Brighter Hurdlerおよび(社団) A-STARTを設立し、次世代アスリートの育成事業を手掛けている。

なお寺田選手は2021年10月に、アスリートとファンとの新しいファンモデルを確立していくファンコミュニティ運営を行うため、「FiNANCiE」で「アスカトークン」を発行していた。

そんな寺田選手は6月に、自身がプロデュースするトレーニングジム「PRO BRIGHT(プロブライト)」を東京池袋にオープンする。これにあたり寺田選手は「FiNANCiE」でのトークン追加発行で開業資金を集めるという。なお寺田選手は「CAMPFIRE」でもクラウドファンディングを同時に開始している。

またジム開業と共に寺田選手は、共に創るフィットライフ「traning to earn」プロジェクトをスタートし、トークンホルダーにジムの概要・コンセプト・事業プランの共有を行いながら運営を進めていくとのことだ。

なお「アスカトークン」購入者は特典として、トークン保有者限定コミュニティへの参加やプロジェクトを盛り上げるコミュニティの投票企画への参加、参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや、保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有するユーザーには限定の特典も提供される。

「アスカトークン」の追加販売は、5月8日から開始しており6月7日まで実施される予定だ。

今回の「アスカトークン」販売メニューは、「支援コース①10,000pt分のトークン」・「支援コース②15,000pt分のトークン+【FiNANCiE限定販売】寺田選手・スタッフ使用予定!皆でデザインを決めるオリジナルジムタオル」・「支援コース③20,000pt分のトークン+【FiNANCiE限定販売】 寺田選手・スタッフ着用予定! 皆でデザインを決めるジムTシャツ」・「支援コース④30,000pt分のトークン+寺田選手とチームあすかの経営戦略会議参加権」・「支援コース⑤50,000pt分のトークン+【FiNANCiE限定販売】 寺田選手・スタッフ使用予定! 皆でデザインを決めるジムパーカー」の5つが用意されている。

それぞれのメニュー購入者には、購入pt分のトークンが付与される他、前述した「トークン保有者限定コミュニティへの参加」、「コミュニティ主催の投票企画や抽選応募企画への参加権利」やNFTとなる「第2回サポーター記念コレクション001」が付与される。またその他にもメニュー毎の特典が用意されている。

なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。また「アスカトークン」および「FiNANCiE」で発行されているコミュニティトークンについては、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、プロジェクトオーナーの寺田明日香氏より以下のコメントを得た。

陸上100mハードルの寺田明日香です。私は現在、現役ママアスリートとして競技を続けながら、経営者という立場でも次世代アスリートの育成事業を手掛けています。そしてこの度、事業をより成長させる為に、チームあすかスタッフの齋藤トレーナーと共にトレーニングジムをオープンすることになりました。クラウドファンディングは2度目の挑戦ですが、今回のプロジェクトも皆様からの応援を力に成功させ、トークンを介してメリットを還元できる仕組みをつくってまいります。どうぞよろしくお願い致します。

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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