フィナンシェの「FNCT」、海外取引所に初上場へ

FNCTがMEXCに上場

トークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」の独自トークン「フィナンシェトークン(FNCT)」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所MEXCに上場することが4月6日発表された。

フィナンシェトークンは国内においては、IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)を実施したコインチェックのみに上場している暗号資産。今回のMEXCへの上場は2例目。海外取引所としては初の事例となる。

発表によると「フィナンシェトークン」の取り扱いは、世界協定時で4月12日8:00(日本時間で同日17:00)から開始される。

入金はすでに開始しており、出金は取引開始と同時刻となるようだ。

またMEXCではフィナンシェトークン取り扱いにあたり、同トークンのエアドロップも実施するとのこと。

なお今回フィナンシェトークンを取り扱うMEXCは、金融庁から日本で無登録にて暗号資産交換業を行っているとし、先月3月31日に警告されている海外暗号資産取引所だ。MEXCに対し金融庁は、「インターネットを通じて、日本居住者を相手方として、暗号資産交換業を行っている」と警告している。

フィナンシェトークンとは

フィナンシェトークンは国内3例目のIEO案件として、コインチェック提供の「Coincheck IEO」にて先日、販売を実施した暗号資産だ。

フィナンシェトークンは「FiNANCiE」ユーザーへの報酬や「FiNANCiE」上の優良なコミュニティが継続的に成長するためのインセンティブとしての活用されるプラットフォームトークンとしての役割を持つ。なお「FiNANCiE」では、スポーツチームや企業発足のプロジェクトなどが「FiNANCiE」内で発行する暗号資産ではないCT(コミュニティトークン)の発行も行われている。

なおフィナンシェトークンはイーサリアムブロックチェーン上で発行される暗号資産だが、「FiNANCiE」上での利用やステーキングやガバナンスに関するFNCTはポリゴンブロックチェーン上にブリッジされたトークンが利用されるとのことだ。

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参考:MEXC
images:iStocks/BadBrother

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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