スウェットコインが「最高歩行責任者」募集
フィットネスアプリ「スウェットコイン(Sweatcoin)」開発元の「スウェットエコノミー(Sweat Economy)」が、報酬提供を前提とした「チーフ・ウォーキング・オフィサー(最高歩行責任者:CWO)」の募集開始を4月4日発表した。
なお「CWO」は雇用契約での採用ではなく、あくまでも同アプリの利用規約に基づくものになるという。「CWO」になるには抽選への応募が必要となる。
「スウェットコイン」は歩いた歩数に応じて、同アプリの独自トークン「スウェットエコノミー:Sweat Economy (SWEAT:スウェット)」が獲得できるフィットネスアプリだ。ネイティブトークンは、ニアプロトコル(NEAR Protocol)のネットワーク上にNEP-141のトークン規格で発行されている。
抽選にて選ばれた「CWO」には、月額2,000ドル(約26万円)が支払われる予定とのこと。1年間の就任期間となるようで合計24,000ドル(約315万円)が報酬となるようだ。米ドルステーブルコインの「USDC」もしくは「USDT」での支払いになるという。
なお「CWO」に求められる要件として「毎日1日5,000歩歩くこと」、「1か月に1枚、合計12枚の写真を撮影して共有すること」、「ビデオ・書面によるインタビューに応じ、自らの経験について話せること」があげられている。
「CWO」の抽選に応募するには「スウェットコイン」のアカウントと同アプリの専用ウォレット「スウェットウォレット(Sweat Wallet)」が必要になる。
同ウォレットから25SWEAT以上をステーキングしたうえで、「CWO」募集のバナーから1SWEATのオプトイン料金を支払うことで申し込み完了となる。なお注意点としては、ステーキングの際に移動可能なSWEAT全てをステーキングしてしまうと、オプトイン料金が無くなってしまい申し込みができなくなる。
申し込みは4月3日から4月16日までの期間で行われる。締切日から7日以内に無作為抽選を行い当選者を決定するとのことだ。
なお申し込みについては、「スウェットコイン」の利用規約に基づいて制限された場所や国に拠点を置くユーザー、制裁対象のユーザーは参加できないとのこと。制限の対象国として中国やキューバ、イラン、北朝鮮、シリア、米国、英国が明記されているが、日本は記載されていない。
なお「スウェットエコノミー」の3月の発表によると、今年の9月12日から米国ユーザーに「SWEAT」および「スウェットウォレット」が提供開始される予定とのこと。アプリ上で数字として獲得しているスウェットコインが、実際に「SWEAT」としてユーザーの「スウェットウォレット」に配布されるとのことだ(1:1の評価額にはならない予定)。
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参考:スウェットエコノミー
デザイン:一本寿和
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