OKX、オーストラリアにオフィス設置へ

OKXがオーストラリアにオフィス設置へ

中国拠点の大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKX(オーケーエックス)が、オーストラリアにオフィスを構えることを3月29日発表した。

この発表はメルボルン・アートセンターで開催されたオーストラリアの暗号資産コミュニティ向けのイベントにて行われた。OKXは、今後数カ月のうちにオーストラリアにオフィスを開設させるという。

また同イベントにはOKXのブランドアンバサダーを務める、プロスノーボードのスコッティ・ジェームス(Scotty James)選手やF1ドライバーのダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)選手、オスカー・ピアストリ(Oscar Piastri )選手らも参加。3月30日より開催されるF1レースのオーストラリアグランプリを前に会場を盛り上げた。なおOKXは昨年5月、マクラーレンとパートナシップを締結している。

OKXのチーフ・マーケティング・オフィサーであるハイダー・ラフィーク(Haider Rafique)氏は「私たちの野望は、世界をリードする暗号資産プラットフォームとなること。この戦略において、オーストラリアは不可欠な存在であり、重要な成長市場だと考えている。オーストラリアではすでに暗号資産の普及が進んでいる。私たちは現地市場にコミットし、強力な現地オフィスを構築することを目指す」とコメントした。

OKXは3月28日、香港法人を設立し、香港での暗号資産交換業者(VASP)のライセンス申請を行うと発表したばかり。着実に世界進出を進めているようだ。

関連ニュース

参考:OKX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/werbeantrieb

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【12/18話題】メルカリがイーサリアム保有者に毎月ポイント付与、メタプラネットがビットコイン購入資金調達など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米財務省、北朝鮮の暗号資産マネーロンダリングネットワークに制裁

米国財務省外国資産管理局(OFAC)が、北朝鮮に送金されたデジタル資産のマネーロンダリングに関わったとして、ルー・フアイン(Lu Huaying)氏とチャン・ジエン(Zhang Jian)氏、およびUAE拠点のグリーン・アルパイン・トレーディング社(Green Alpine Trading)に制裁を科したと12月17日に発表した

バイナンスのHODLer Airdropsで「1000CAT」と「PENGU」取り扱い開始、シードタグ銘柄として上場も

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、エアドロップサービス「ホドラー・エアドロップ(HODLer Airdrops)」において、暗号資産(仮想通貨)「シモンズ・キャット:Simon's Cat(1000CAT)」および「プディー・ペンギンズ:Pudgy Penguins(PENGU)」を取り扱うことを12月16日に発表した