モノバンドル、ブロックチェーン技術者向けプラットフォーム「Blockchain Hacklab」提供開始

モノバンドルが業界の情報共有やスキルアップをサポート

NFTのAPIサービスやチケットNFT、コード監査などの事業を展開するモノバンドルが、ブロックチェーン技術の普及及び学習機会提供プロジェクト「Blockchain Hacklab」を3月16日発表した。

「Blockchain Hacklab」は、ブロックチェーンに関する技術者向けのプラットフォーム。業界全体の情報共有やスキルアップをサポートするために立ち上げられたという。

「Blockchain Hacklab」では、ブロックチェーン業界の技術的な最新トレンドやブロックチェーン活用事例、モノバンドルの取り組み事例を共有するとのこと。また参加者同士の交流の場を提供し、新たなビジネスチャンス・人材発掘をサポートするという。

「Blockchain Hacklab」で行われること

「Blockchain Hacklab」では様々なイベントやコンテンツを提供していくという。提供されるのは以下の通りだ。

  • エンジニア同士が知見を共有するLT(ライトニングトーク)会の「Blockchain Hacklab Night」。この会で紹介される最新技術や実践事例をもとに参加者同士で意見交換が可能になる。
  • 事業者向けに先進技術を共有するウェビナーの「Blockchain Hacklab Webinar」。国内外のブロックチェーン活用の取り組み事例などを紹介することでビジネス活用を促すという。また、ネットワーキングも行われる予定だ。
  • モノバンドル社内の専門家によるポッドキャスト「Blockchain Hacklab Podcast」。リスナーへ向けてブロックチェーン技術や業界動向に関するインサイトを提供するという。

また、第1回目のLT会となる「Blockchain Hacklab Night#1」が4月7日19:00よりDiscord上で開催予定だ。登壇者は、NFTレンディングプロトコル開発「UnUniFi」の木村優氏と、web3スタートアップ「shiftbase」のsho氏。一般参加者は最大90人を予定しており、参加無料とのこと。

モノバンドルは「Blockchain Hacklab」に加え、マルチチェーンのNFTインフラ「Hokusai」事業や、デジタル資産の監査・認証プロバイダー事業の「SuperAudit」、企業向けチケットNFTソリューション「Hokusai Ticket」、Web3特化型M&Aプラットフォーム「MergePad」などを提供している。

また同社のヨーロッパ拠点ではWeb3研究開発やインキュベーションに取り組んでいる。

関連ニュース

デザイン:一本寿和
images:iStocks/KTStock

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した