フィデリティ・インベストメントがニューヨークサービス局に「信託ライセンス」を申請か、BUIDLがAML/CFTツール「SHIEDL」をローンチなどのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

フィデリティ・インベストメントがニューヨークサービス局に「信託ライセンス」を申請か

・アメリカの資産運用会社フィデリティ・インベストメントの子会社フィデリティ・デジタル・アセットがニューヨークの金融サービス局に「信託ライセンス」の取得申請を行ったことが、The Blockの報道で明らかになった

・信託ライセンスは、カストディなど財産の管理などを行う業務に適応されるライセンス。現在、ニューヨーク州の信託ライセンスを持っている企業は、CoinbaseとGiminiの2社である

・現在、フィデリティ・デジタル・アセットと同様にBakktも信託ライセンスの申請を行い、審査待ち。最も厳格なライセンスと言われており、ライセンス獲得まで半年ほどかかりそうだとのこと

BUIDLが仮想通貨交換業者向けAML・CFTツール「SHIEDL」をローンチ

・株式会社BUIDLが仮想通貨交換所向けAML・CFTツール「SHIEDL」のローンチを発表

・「SHIEDL」の対応通貨として予定していたBTC・ETH・XRPだけでなく、BCHABC・ETC・LTC・MONAを加えた合計7種類の通貨に対応するとのこと

・「SHIEDL」は、5つの特徴がある。(1)機械学習を用いたネットワーク分析、(2)アドレスの継続的モニタリング、(3)ブラックリスト随時更新、(4)日本語完全対応、(5)マーケティングツールとしての活用

ASローマがChilizとパートナーシップを締結し、ブロックチェーン投票プラットフォーム「Socios.com」に参加

・イタリア・セリエAのサッカークラブ「ASローマ」がChilizとパートナーシップを締結し、ブロックチェーン投票プラットフォーム「Socios.com」に参加したことを発表した

・Socios.comはサッカークラブの意思決定に投票ができるプラットフォームで、ファンはChilizトークンをプラットフォーム内で各チームのファントークンと交換することで投票権を得ることができる。なお、ASローマではASローマファントークンが発行される

・Socios.comには、ユヴェントスFC、パリ・サンジェルマンFC、ウェストハム・ユナイテッドFCがすでに参加しており、今回のASローマの参加を含めサッカークラブは4チームとなる

コインデスクジャパンが「b.tokyo 2019」を10月に開催

・N.Avenue株式会社が運営するCoinDesk Japanがブロックチェーンカンファレンス「b.tokyo 2019」を10月に開催することを発表

・開催日時は10月2日(水)3日(木)の2日間で、ともに9時~20時を予定している

・b.tokyo 2019は「技術・スタートアップ・フィンテック・産業・ガバメント・未来」の6つのテーマ約30のセッションで構成されるコンテンツとのことで、ニューヨークよりCoinDeskでトップリサーチャーを務めるNolan Bauerle氏、世界最大級のブロックチェーンカンファレンス「Consensus」の総合プロデューサーを務めるJoon Ian Wong氏が来日する予定とのこと

 

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(images:iStock / artsstock)

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あたらしい経済 編集部

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