ニューヨークとマイアミのSolana Spacesが閉店
ニューヨークとマイアミに出店していたパブリックブロックチェーンのソラナ(Solana)をテーマにしたショップ「ソラナスペース(Solana Spaces)」の閉店が2月22日に発表された。2月28日に閉店となる予定とのこと。
「ソラナスペース」は昨年夏に立ち上げられたショップであり、ソラナブランドの商品を購入できる実店舗であった。同店舗の閉店後、「ソラナスペース」は毎週NFTのエアドロップを無料で受け取れるサービス「DRiP」に注力するという。
「ソラナスペース」の創業者であるビブー・ノービー(Vibhu Norby)氏によると、実店舗には毎週500~1000人が足を運んでいたが、「DRiP」には毎日500~1000人のアクセスがあるという。今回の判断に至ったのは、ソラナスペースの目標であるソラナに人を呼び込むという目的を達成するために効率的な方法に力を入れることにしたからであるとのことだ。
なお「ソラナスペース」は昨年設立されたばかりのスタートアップであり、ソラナブロックチェーンの発展を目的に設立されたソラナ財団(Solana Foundation)や、ソラナで利用できる暗号資産ウォレット「ファントムウォレット(Phantom wallet)」を提供するファントム(Phantom)などから資金を調達することで運営してきた。
公式ツイッターによると閉店までの1週間、「ソラナスペース」に訪れたユーザーは割引や商品のおまけとして在庫が続く限り一部商品を無料で手に入れることができるという。
ただしノービー氏によると、「ソラナスペース」のフランチャイズ店舗が今後数週間以内にインドでオープンする予定とのことだ。
The following is a note from our founder, @vibhu.
— Solana Spaces (@solanaspaces) February 21, 2023
Dear @solanaspaces community,
We’ve made the difficult decision to sunset our stores in NYC and Miami by the end of February, and to pivot our Solana onboarding efforts into digital products like DRiP, our free NFT product with… https://t.co/kjNu9Ay4Gk
関連ニュース
- webブラウザ「Brave」のウォレット、iOSとAndroidでソラナのDAppsに対応
- ソラナ(SOL)人気NFTプロジェクト「DeGods」と「y00ts」、マルチチェーン展開へ
- ソラナ上のDEX「Raydium」、ハッキングの詳細と補償案を発表
- 「Maple Finance(MPL)」がシステム改善のアップグレード、ソラナ(SOL)でのサービス停止も発表
- トイザらス、マスコット「キリンのジェフリー」NFT、ソラナ(SOL)発行で一般販売へ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Klod