ポリゴン(MATIC)、イーサL2「Polygon zkEVM」メインネットβ版を来月ローンチへ

Polygon zkEVMメインネットβ版が来月ローンチへ

ポリゴン(Polygon)が「Polygon zkEVM」のメインネットベータ版のローンチ予定日を2月14日発表した。

「Polygon zkEVM」のメインネットベータ版は3月27日にローンチされる予定。今後数週間のうちに、より詳細な情報を発表するとのことだ。

なお最終テストネットは昨年12月21日にリリースされていた。

「Polygon zkEVM」は、ポリゴンが開発するイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)スケーリングソリューション。ゼロ知識証明(zero-knowledge:zk)の活用により「Polygon zkEVM」で複数のトランザクション(取引)を1つのトランザクションとしてまとめて処理し、送ることでイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するという。

またEVM(Ethereum Virtual Machine)との互換性も確保されているため、開発者とユーザーはイーサリアム上で使用しているのと同じコード、ツール、アプリなどが「Polygon zkEVM」上で使用できるとのこと。

テストネットでは、ウォレットが8万4,000以上作られ、ブロックが30万以上、スマートコントラクトが5,000以上、zkによる証明は7,500以上生成されたとのこと。また2社のサードパーティによる監査実施やトランザクションの証明を生成するめのコストが0.06ドルまで削減できているとのことだ。

関連ニュース

参考:ポリゴンPolygon zkEVM
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された