Shopify、加盟店向けにブロックチェーン対応コマースの開発アプリ発表

Shopifyがブロックチェーン対応コマースの開発アプリ発表

ECプラットフォーム「ショッピファイ(Shopify)」が、同サービス加盟店向けにブロックチェーン対応コマースを構築する為の開発アプリケーションの提供開始を2月10日発表した。

今回「ショッピファイ」が提供開始した開発アプリとして、NFT配布、トークンゲーティング及びロイヤルティ、暗号資産(仮想通貨)決済といった主に3つが紹介されている。

まずNFT配布のアプリでは、加盟店がショッピファイで独自NFTをミント(鋳造/発行)し、ショッピファイストアからそのNFTを販売できるとのこと。また加盟店はNFTの無料配布や顧客へのエアドロップ、実物製品販売の際に無料NFTを含めるなどといったことも可能だという。

次にトークンゲーティング及びロイヤルティのアプリでは、加盟店が顧客保有のweb3ウォレットの内容に基づいて、ショッピファイストアでロイヤルティを強化したり、NFT保有者に対して限定製品や特典、メンバーシップへのアクセスを提供できるとのこと。

そして暗号資産決済のアプリでは、加盟店が管理画面の支払いページにて暗号資産決済を有効にすることで、海外大手暗号資産取引所コインベース(Coinbase)やクリプトドットコム(Crypto.com)などが提供する暗号資産決済サービスと連携できるとのことだ。

なおショッピファイ決済アプリを通じてNFTを販売する加盟店は、販売する前にショッピファイから承認を得る必要があるとのこと。

またショッピファイでは今年1月より「ヴェンリー・ショッピファイNFT(Venly Shopify NFT)」というアプリを提供している。このアプリを利用することで、加盟店が知識がなくとも簡単に「アバランチ(Avalanche)」ブロックチェーン上でミントしたNFTを設計・ミントし、販売が可能になっている。

また2021年10月にショッピファイは、ブロックチェーン技術提供のヴェンリー(Venly)とNFT販売機能を共同開発しており、「Shopify Plus」をサブスクライブしている事業者が「ポリゴン(Polygon)」のNFTを発行し、販売できるようになっていた。

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参考:Shopify
images:iStock/JHVEPhoto

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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