NFT購入で現物のボールが届く、「キャプテン翼」NFTプロジェクトが公開

「キャプテン翼」のNFTプロジェクトが公開

『キャプテン翼』ボールはともだちプロジェクトの詳細が2月7日公開された。

なおこのプロジェクトは国内ブロックチェーン関連企業ダブルジャンプトウキョウ(doublejump.tokyo:DJT)と『キャプテン翼』に関するライツ事業を手掛けるTSUBASA共同によるものだ。「世界中のファンと一緒にプロジェクトを盛り上げていくNFTならではの企画」として昨年7月に始動が発表されていた。

発表によるとこのプロジェクトで販売される「TSUBASA NFT」を購入しSBT化すると、『キャプテン翼』原作者である高橋陽一先生の描き下ろしイラスト入りの限定オリジナルサッカーボール(現物)が送られるという。

このボールは国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンを通じて世界12ヶ国(ケニア、エチオピア、ウガンダ、フィリピン、カンボジア、ベトナム、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、イラク、シリア、ヨルダンを予定)の子どもたちに贈られるとのこと。なお送料については購入者負担となる。

「TSUBASA NFT」について

「TSUBASA NFT」は『キャプテン翼』の要素が盛り込まれた、完全オリジナルのNFTコレクションだ。必殺技、名シーン、そしてパラメーターが組み合わされたジェネレートNFTだという。 NFTの主役であるボールに数々の名シーンがあしらわれ、マーケットプレイス上でボールを360度回転させて鑑賞することができるという。

また「TSUBASA NFT」はNFTとしてコレクションすることも、マーケットプレイス上で流通させることも、ソウルバンドトークン(SBT)化することも選べる。SBTとは「他のアカウントに移転・譲渡のできないNFT」であり、SBT化したものは二次流通不可の永久証明のような存在として扱われる。

前述したようにこのSBT化をすることにより、限定サッカーボールが購入者自身に届くとのこと。

またSBT化第2弾以降の特典として、限定オリジナルグッズの購入権利を得ることが可能になるという。ただし「TSUBASA NFT」から入手できる特典は1種類のみになるとのこと、そのため第2弾の特典を得るために第1弾のサッカーボールを見送るなどをすることも必要になるようで、リリースでは「SBT化するタイミングも楽しみの1つ」と説明がされている。

ただしNFTの販売スケジュールなどは今回発表されていない。今後のプロジェクトに関する情報は、公式Twitterから随時発信していくとのことだ。

またプロジェクト公開にあわせ、TSUBASA NFT「翼と岬のツインシュート」やTSUBASA NFT 優先購入権(Allow List)がプレゼントされるTwitterキャンペーン「TSUBASA SOCIAL STADIUM」を実施するとのことだ。

なお『キャプテン翼』に関するブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」が1月11日13時よりサービスを開始している。ゲーム開発企業Thirdverse(サードバース)のブロックチェーンゲーム子会社SWORD(ソード)とソーシャルゲーム開発企業KLab(クラブ)のweb3子会社BLOCKSMITH(ブロックスミス)が開発、運営している。

関連ニュース

ダブルジャンプ、Oasys(OAS)のL2「HOME Verse」を正式稼働
【取材】ダブルジャンプ、約30億円を株式で調達
【取材】ダブルジャンプ、web3ファンド発表
【取材】ダブルジャンプとアスター(ASTR)が提携、NFTコンテンツ展開へ
web3の未来は? 暗号資産/ブロックチェーン業界を牽引する80人の「2023年の展望」

参考公式サイト

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

Sponsored

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された

フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開

米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)が、「オンチェーン米国政府マネーファンド(OnChain U.S. Government Money Fund:FOBXX)」をイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2(L2)ブロックチェーン「ベース(Base)」上でローンチした。フランクリン・テンプルトンが公式Xにて10月31日発表した