OpenSeaが「Drops on OpenSea」のバージョンアップへ

OpenSeaがDrops on OpenSeaのバージョンアップへ

大手NFTプラットフォームのオープンシー(OpenSea)が、NFTクリエイター向けツール「ドロップスオンオープンシー(Drops on OpenSea)」を次のバージョンへ移行することを2月2日に発表した。

「ドロップスオンオープンシー」は、NFTクリエイターがアローリストやドロップメカニズム、ランディングページの作成を可能にするツールだ。オープンシーが昨年12月にクローズド版としてリリースした。ランディングページにはプロジェクトのロードマップやチーム、ミント(鋳造/発行)スケジュールなどを表示できる。また同ツールにはコピーミント検出と盗難防止テクノロジーが使用されているという。

次のバージョンでは、ドロップメカニズムの設定や、セルフサービスのWYSIWYG(ウィジウィグ)編集ツールを使ってランディングページをパーソナライズできるなど、クリエイター自身で行えるツールが提供されるという。

なお現状では「ドロップスオンオープンシー」を利用できるNFTクリエイターは限られており、利用するには早期アクセス権のリクエストが必要だ。なお最終的には全NFTクリエイターが「ドロップスオンオープンシー」にアクセスできるようになるとのこと。

関連ニュース

OpenSea、ゲーム及びソーシャルアプリ特化チェーン「Arbitrum Nova」のNFTサポート開始

OpenSea、バイナンスのBNBチェーン(BNB)のNFTを年内サポート開始へ

NFTマーケット「X2Y2」がクリエイター手数料を再開、OpenSeaの影響受け

NFTクリエイターがロイヤリティ(報酬)をコントロール、OpenSeaがオンチェーンツール提供へ

OpenSea、アバランチ(AVAX)基盤のNFTサポート開始

参考:OpenSea
images:iStocks/whitehoune

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【4/21話題】メタプラネットが約40億円でビットコイン追加購入、NTT DigitalがLukka Insightsを国内初導入など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

Astar Networkがトークノミクス最適化アップデート実施、ステーキング報酬の見直しなど

アスターネットワーク(Astar Network)で、ネットワーク上の利用状況に応じて、独自アスター(ASTR)の発行量が調整される「ダイナミック・トークノミクス(Dynamic Tokenomics)」モデルのアップデートがガバナンス提案を通じて実施された。アスターネットワークの公式ブログで4月18日に発表された

韓国のブロックチェーン企業DSRV、日本のNext Finance Techと業務提携

韓国のブロックチェーン技術企業であるディーエスアールブイ(dsrv labs:DSRV)と、日本のブロックチェーンインフラ企業ネクストファイナンステック(Next Finance Tech:NFT)が、ブロックチェーンインフラサービスに関する業務提携に向けた基本合意書(MOU)を4月17日に締結した