YGG Japanがプライベートラウンドで約4億円調達、スクエニ・セガ・グリーなど18社より

YGG Japanがプライベートラウンドで約4億円調達

ブロックチェーンゲームプラットフォーマー「YGG Japan」が、プライベートラウンドによる約4億円相当の資金調達を完了した。「YGG Japan」とパートナーシップを締結する国内企業ForN(フォーン)が1月30日発表した。

なおこのラウンドの調達により、「YGG Japan」累計の資金調達額は約7.5億円になったとのことだ。

また今回のラウンドに参加した投資家は計18社とのこと。スクウェア・エニックス、セガ、グリー、MARBLEX Corp、enish、アドウェイズ・ベンチャーズ、コインチェック、Gate.io Labs、ベクター、Infinity Ventures Crypto(IVC)、CAICA DIGITAL、Days、Emoote(エムート)、アリーバ・スタジオ、カラフルマーケティング・リミテッド、キングダムバース、ForN Gaming Guild、Eureka Entertainmentが出資参加したとのこと。

調達資金の使途については、人材採用とプロダクト開発及びマーケティング・プロモーションに利用するとのことだ。

「YGG Japan」では、現在α版としてメディア機能を先行公開している「GabeeTown」をはじめとした、マスアダプション向けのツール開発や環境構築を進めていくことで、多くのゲームユーザーが今後拡大が予想されるweb3ゲームを安心安全にプレイすることができるような環境構築を推進し、「職業ゲーマー」を輩出していくことを目指すとしている。

なお「YGG Japan」では昨年7月にインキュベーションラウンドで約3.8億円の資金調達完了を発表していた。

その際に「YGG Japan」へ出資したのは、Infinity Ventures Crypto(IVC)、Animoca Brands、YIELD GUILD GAMES、YGG SEA、アカツキ、double jump.tokyo Inc. 、CryptoGames Inc. 、アリーバ・スタジオ、Kiii、Daysの計10社と、国光宏尚氏、三宅裕之氏、森和孝氏、Mr.Blockの4名の投資家とのことだった。

「YGG Japan」は昨年3月、国内でブロックチェーンゲーム関連事業を提供するForN(フォーン)が「YGG」と独占的パートナーシップを締結し運営が開始された。ForNは「YGG Japan」の運営会社として、日本国内および海外との提携などに関しての窓口となっている。

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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