米コインベースにAUDIOとTが上場へ
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産オーディアス:Audius(AUDIO)およびトレシュッド:Threshold(T)の取り扱い予定を1月26日発表した。
同取引所でのAUDIOとTの取り扱いは1月26日9:00(日本時間27日2:00)から開始する予定。「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange):取引所」で取り扱われるという。
取引ペアについてはAUDIO-USDおよびT-USDがサポートされる予定だ。
今回の新規銘柄の取り扱いはコインベースサービス提供地域のうち一部は対象外となるとのこと。日本についてはコインベースが事業縮小による取引停止をしたため、両銘柄のサポートは対象外となる。
なお今回取り扱いとなるAUDIOとTはそれぞれイーサリアム(Ethereum)ネットワーク上で発行されるERC-20規格のトークンとのこと。
オーディアス(AUDIO)とは
「Audius」は2020年10月にローンチした、ブロックチェーンとトークンエコノミーを活用したSpotifyやSoundCloudのような音楽ストリーミングサービスだ。独自通貨「AUDIO」の発行と供給を行うことで分散化したノード運用を可能にしている。
現在のところAUDIOは、バイナンス(Binance)やクラーケン(Kraken)、クーコイン(Kucoin)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。
またAUDIOの時価総額は約387億円となっている(1/26 15:30コインマーケットキャップ調べ)。
トレシュッド(T)とは
トレシュッドはスマートコントラクトがプライベート暗号化データに簡単にアクセスして管理することを目的としたプロジェクト。Tはステーキングや担保として提供することで利回りを得ることもできる他、ガバナンストークンとしても利用されている。
現在Tはバイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、クラーケン(Kraken)、ビッサム(Bithumb)、ゲート(Gate.io)、オーケーエックス(OKX)、クリプトドットコム(Crypto.com)などの暗号資産取引所やユニスワップV3(Uniswap V3)やカーブファイナンス(Curve Finance)などの分散型金融(DeFi)でも取引が行われている。時価総額については約591億円だ(1/26 15:30コインマーケットキャップ調べ)。
Coinbase will add support for Audius (AUDIO) and Threshold (T) on the Ethereum network (ERC-20 token). Do not send this asset over other networks or your funds may be lost.
— Coinbase Assets (@CoinbaseAssets) January 25, 2023
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