ETHステークロック解除機能搭載の開発者ネットワーク、「devnet2」公開

「devnet 2」リリース

イーサリアム(Ethereum)における新たな開発者ネットワーク「devnet2(デブネット2)」が1月11日リリースされた。昨年11月には、「devnet1」が公開されていた。

「devnet2」は、イーサリアムにステーキングされているイーサ(ETH)の「ロックを解除し出金可能にするための機能」をテストするためのネットワークだ。

なお「devnet2」のリリースは、イーサリアムの次期大型アップグレード「シャンハイ(Shanghai:上海)」実施に向けたものとのなる。なお「シャンハイ」自体のテストネットは2月に公開が予定されている。

出金機能については、より負荷をかけたストレステスト「シャドーフォーク」が1月12日に実施されている。また開発者らは、イーサリアムメインネット上において「シャンハイ」の「シャドーフォーク」を今後数週間で実施する準備をしているとのことだ。

なおメインネットへの「シャンハイ」対応は暫定的な形で3月に目標設定されている。

関連ニュース

イーサリアム、ステークされたETHの引き出し機能搭載の開発者向けネットワークリリース

イーサリアム大型アップデート「シャンハイ」での実装機能、開発チームが検討合意

イーサリアム、次期大型アップグレード「シャンハイ」は来年3月目標に

イーサリアム次期大型アップグレード「シャンハイ」、テストネットが2月公開か

イーサリアムのハッカソン「ETHGlobal」が来年4月に東京で初開催

参考:開発者会議議事録
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Rabbit_Photo

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored