「Astar × Slash Bounty Bootcamp Hackathon」開催へ
Astar Japan Lab(アスタージャパンラボ)、Slash Fintech Limited(スラッシュフィンテックリミテッド)、博報堂キースリー、日本マイクロソフト、treavry(トレバリ)らが共同で、「Astar × Slash Bounty Bootcamp Hackathon」を1月28日から2月19日に開催する。
このイベントは、Astar NetworkとSlashの開発を通して、web3ビルダーへのオンボーディングを支援するブロックチェーン開発初心者向けのバウンティハッカソンだ。
AstarとSlashの開発者による直接のハンズオン支援を通して開発手法を学べるだけではなく、2社から提供されているテーマに沿った開発を通して賞金を得る機会も提供されているという。
なお賞金総額は総額で31,000USD。Astarには5つの開発テーマがあり、計25,000USDが提供される。またSlashでは3つの開発テーマがあり、計6,000USDが提供されるようだ(各開発テーマは下記参照)。
「Astar × Slash Bounty Bootcamp Hackathon」の初日1月28日には、日本マイクロソフト品川本社会場にて「Onboarding Bootcamp Session」を開催するとのこと。同会場ではブロックチェーン開発言語「WASM(ワズム)」のオンボーディングや「Slash Payment API」の実装支援など各ハッカソンテーマの達成に向けた支援をオフラインにて行うという。
その後も最終日まで、オンライン会場となるDiscord(ディスコード)上で各社の所属/アンバサダーエンジニアによる支援を受けながら各開発テーマに取り組めるとのことだ。
最終の結果発表となる2月25日のDemodayでは、審査員から直接のフィードバックが得られるという。
Astarの審査員はAstar Networkファウンダーの渡辺創太氏、昨年12月より日本マイクロソフトを退社し、Astar Networkで日本案件を束ねるマネージャーとなった海老島幹人氏、Astar Networkアンバサダーの高橋真氏が務める。
またSlashの審査員には、Slashファウンダーの佐藤伸介氏と昨年2022年にAWS JAPANから転職し、現在SlashのCTOを務める八木達也氏の名前があがっている。
各開発テーマと賞金について
各開発テーマと賞金は以下の通りだ。
・Astar
(1)Front-end, tools, or utility service($3,000)
(2)Token Bridge Contract Between WASM and EVM($10,000)
(3)WebAssembly dApps($3,000)
(4)On-chain Identity Scoring Sytem($4,000)
(5)Cross-chain dApps using XCM($5,000)
・Slash
(1)Bridging Smart Contract by Slash Extension($3,000)
(2)Internet Based Merchants by EC Store Plugins and API Integration($2,000)
(3)Outside the Internet by QR Code Merchants($1,000)
なお参加についてはこちらのウェブサイトから申し込みが可能だ。参加応募締め切りはプロダクトの提出締め切りとなる1月29日23:59となっている。
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