アバランチサブネット間のネイティブ通信可能に
レイヤー1ブロックチェーンのアバランチ(Avalanche)が、ソフトウェアアップグレード「Banff5(バンフファイブ)」の実装完了を12月23日発表した。
このアップグレードにより「Avalanche Warp Messaging:AWM(アバランチワープメッセージング)」が導入され、アバランチの「サブネット」間において相互通信とデータ共有が可能になったとのこと。
アバランチは、異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つ、マルチチェーンフレームワークを採用したブロックチェーン。誰もがアバランチのセキュリティを活用した独自のブロックチェーンを「サブネット」として自由に構築できる機能が搭載されている。
今までのアバランチでは「サブネット」間でトークンの送受信を行う場合は、ブリッジプロトコルを利用する必要があった。今回の「AWM」導入によりブリッジに頼らずに「サブネット」同士の「シームレスなネイティブ通信」が可能になるとのことだ。
なおアバランチでは、この数ヵ月において、「サブネット」のバリデータが「サブネット」独自のトークンをステーキングし、報酬が得られるようになった。また開発者が「Rust(ラスト)」以外のプログラミング言語を全く利用せずにアバランチで独自ブロックチェーンを構築できるようになる「Rust SDK」がリリースされた。
#Avalanche Warp Messaging (AWM) is here–bringing fast, native communications to all Subnets.
— Avalanche 🔺 (@avalancheavax) December 22, 2022
🔺 Build your own VM and interoperate with other Subnets
🔺 Compound dApp capabilities by messaging contracts on other Subnets
🔺 No reliance on Bridges
🔺 More! https://t.co/QsKKZIWOlQ
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参考:アバランチ
デザイン:一本寿和
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