アラメダキャロラインとFTXゲイリーが詐欺罪の罪認める
経営破綻したFTXの共同創業者ゲイリー・ワン(Gary Wang)氏と、同社姉妹会社のアラメダリサーチ(Alameda Research)元CEOのキャロライン・エリソン(Caroline Ellison)氏が、起訴されていた連邦詐欺罪の罪を認めたことが12月22日発表された。
米ニューヨーク南部地区連邦検事のダミアン・ウィリアムズ(Damian Williams)氏の声明によると、FTX前CEOのサム・バンクマン・フリード(Samuel Bankman-Fried:SBF)氏に対する刑事訴訟の一環として、ワン氏とエリソン氏は検察の捜査に協力しているとのこと。
これについてウィリアムズ検事は声明にて、FTXおよびアラメダによる不正に加担した自覚をもつ人物へ向け、当局へ出頭するよう警告を行っている。
なおCFTC(米商品先物取引委員会)の発表によると、ワン氏およびエリソン氏に関する修正訴状が21日にニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所へ提出されているとのこと。
「この書類には、SBFの指示により、商品取引所法およびCFTC規制の重大な違反に関与した2名(ワン氏とエリソン氏)の告発者の責任に関する譲歩も含まれている」とCFTCの執行局長代理のグレッチェン・ロウ(Gretchen Lowe)氏がコメントしている。
なお今回のウィリアムズ検事の声明では、バハマに拘留されているSBF氏がニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に直接移送され、できるだけ早くに出廷する予定だとも語られている。
Statement of U.S. Attorney Damian Williams on U.S. v. Samuel Bankman-Fried, Caroline Ellison, and Gary Wang pic.twitter.com/u1y4cs3Koz
— US Attorney SDNY (@SDNYnews) December 22, 2022
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参考:CFTC
デザイン:一本寿和
images:Reuters