バイナンスUSがP2P取引「Pay」提供開始、ユーザー同士が暗号資産の送受信無料に

バイナンスUSでP2P取引「Pay」提供開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)の米国拠点バイナンスUS(Binance US)が、取引手数料ゼロで暗号資産を送受信できるP2P取引機能「Pay(ペイ)」の提供開始を12月13日に発表した。

「Pay」は全バイナンスUSユーザーを対象に無料で提供されるとのこと。またバイナンスUSでサポートされている約150の暗号資産を取引手数料ゼロ(ガス代無し)で即時決済できるという。

これにより「Pay」ユーザー同士で、暗号資産を無料で送受信できるようになるとのこと。

なお「Pay」で24時間あたりに受け取れる暗号資産は、最大100万ドルの制限があるとのことだ。

現在「Pay」は、バイナンスUSのモバイルアプリで利用可能となっており、今後Webバージョンにも導入予定とのこと。

バイナンスUSは今月8日、イーサリアム(ETH)を取引する際の取引手数料の撤廃を発表している。手数料が撤廃された取引ペアは、ETH/USD、ETH/USDT、ETH/USDC、ETH/BUSDとなっている。

なお今年6月には、ビットコイン(BTC)取引のうち、BTC/USD、BTC/USDT、BTC/USDC、BTC/BUSDの4つの取引ペアの取引手数料も撤廃している。

関連ニュース

バイナンスUS、イーサリアム(ETH)の取引手数料を撤廃へ

バイナンスが「Ape NFT」ステーキング提供へ、「BAYC」など対象でApeCoin獲得可能に

バイナンスラボ、DeFi「Ambit Finance」に約6億円投資

バイナンスにweb3学習PFの「Hooked Protocol(HOOK)」がIEOで上場

バイナンス、日本から新規ユーザー登録停止に

参考:Binance US
デザイン:一本寿和
images:iStocks/The7Dew

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored