サンミュージック沖縄アイドルプロジェクト、FiNANCiEでトークン発行

サンミュージック沖縄がFiNANCiEでトークン発行

次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、サンミュージック沖縄発足の「サンミュージック沖縄アイドルプロジェクト」始動と同プロジェクトのトークン新規発行および販売開始を12月12日に発表した。

サンミュージックは、俳優や声優、モデル、歌手、芸人、文化人など幅広いジャンルを手掛けてきた大手芸能プロダクションだ。

今回サンミュージックは、沖縄を芸能王国と称し、新たな原石を見つけるべく新たに「サンミュージック沖縄」を設立したとのこと。

そして今回「サンミュージック沖縄」が発起人となり、トークンを用いたコミュニティでアイドルグループの企画から誕生、全国デビュー、そして以降の目標を長期に渡ってファンと一緒に共創していくため「サンミュージック沖縄アイドルプロジェクト」を始動するとのことだ。

なお「サンミュージック沖縄アイドルプロジェクト」が沖縄発であるべき理由として、これまで数々のスターが誕生した「文化的背景」や、沖縄が東アジアと日本本土の中心といった「地理的背景」、そしてコロナの影響を受けた沖縄の観光産業の活性化に向けた「観光×エンターテインメント×テクノロジー=地方創生」の3つが挙げられている。

「サンミュージック沖縄アイドルプロジェクト」は、今回のトークン販売によるファンディングで集まった支援金を、アイドル誕生に向けたオーディションやデビューに向けたコンテンツ制作に使用するという。

また支援したサポーターには、第1回ファンディング支援者のみが受け取り可能なNFTや、デビューメンバーオーディションの投票権など、共創型コミュニティを体験できる特典が付与されるとのこと。

なお今回FiNANCiE上で発行されるトークンは「SunMusicOKINAWAトークン(SMOトークン)」として販売されるとのことだ。

「SMOトークン」購入者は特典として、クラブ運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。

投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるという。

現在発表されている支援特典には、「選抜オーディション投票権」、「投票メンバーのポラロイドNFT」、「CD,MV,その他制作物 Special Thanks にお名前を掲載」、「ファンサミット会議参加権」、「古参スポンサー専用 タイアップ楽曲提供(JASRAC 無し)」がある。

「SMOトークン」の初回販売期間は12月12日14時半から2月13日18時の予定となっている。

なお「SMOトークン」の販売メニューは、500ptから200,000ptで購入できる全4種類のコースが用意されている。 購入者には購入pt分の「SMOトークン」が付与される他、前述した支援特典が提供される。またメニューによっては、コミュニティ内の進捗公開部屋にて随時公開される「プロジェクトの進捗に関する限定コンテンツ配信」へのアクセス権や、各コースごとにデザインやNFTの保有特典が変動する「メンバーシップNFT」、WEBやCMなどにアイドルを出演させる権利である「古参スポンサー限定 プロモーション素材出演費サービス」、「グループ活動報告パーティーへのご招待」などもある。

なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。また「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。

「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、サンミュージック沖縄の代表である嘉手苅 生佳(カデカル キヨシ)氏より以下のコメントを得た。

『芸能の島「沖縄」は多様性に富んだ有望な原石が多く、皆さまと共に原石発掘の当事者としてご参加頂ければ幸いです。 サンミュージックは「原石の可能性を引き出し、しっかり育てて大きく咲かす」をテーマに、1年間の期間をかけて本格アイドルグループを誕生させます。 当プロジェクトにより、子ども達や若い世代に 夢の選択肢を増やし、社会全体に光を灯し続けたい想いです。ぜひ、ご支援下さいます様、宜しくお願い致します』

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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