FTX前CEOサムがバハマで逮捕、米国へ身柄引き渡しか

SBFがバハマで逮捕

現在破産手続きを進めている暗号資産(仮想通貨)取引所FTXの前CEOであるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried:SBF)氏が、バハマ警察によって逮捕された。バハマ司法当局の声明により12月13日に明らかになった。

現地報道機関が公開した司法当局の声明によると「SBF氏を刑事告発し、身柄引き渡しを要求する可能性があるとの通知を米国から受け取ったのち、逮捕を実行した」とのことだ。

また当局は「米国から正式な引き渡し要請があった場合、バハマの法律および米国との条約上の義務に基づき、速やかに手続きを行う予定」だという。

米ニューヨーク南部地区連邦検事のダミアン・ウィリアムズ(Damian Williams)氏は、「本日、バハマ当局は米国政府の要請により、私たちが提出した起訴状に基づいてSBF氏を逮捕しました。 私たちは午前中に起訴状を公開する予定であり、その時にまた報告するつもりです」と述べている。

関連ニュース

FTX Japanへの業務停止命令が継続、関東財務局が再び行政処分

暗号資産メディア「The Block」CEO辞任、FTX元CEOサムのアラメダからの融資開示せず

経営破綻のFTX、従業員への給与支払い再開

【解説】FTX破産と今後の暗号資産市場(HashHub CEO 平野淳也)

BlockFiが破産申請、債権者10万人越え。FTX破綻の連鎖で

images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored