NOT A HOTELがメンバーシップNFT第2弾販売へ
NOT A HOTEL(ノットアホテル)が、メンバーシップNFTの第2弾の販売予定を11月29日発表した。
またNOT A HOTELは国内で暗号資産(仮想通貨)取引所などを運営するコインチェックと協業し、第2弾メンバーシップNFTをコインチェック運営のNFTマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」で先行取扱いすることも併せて発表している。
なお同マーケットプレイスでのメンバーシップNFT先行販売及び取扱い開始は、12月7日を予定しているとのこと。NOT A HOTELでの販売は12月14日開始となるようだ。
「Coincheck NFT(β版)」では新たに発行する「MEMBERSHIP Y」の先行販売の他、NOT A HOTELのメンバーシップNFTの全3種類の販売を行うとしている。
今までは毎年1泊からNOT A HOTELを楽しめる「MEMBERSHIP S」と毎年3連泊可能な「MEMBERSHIP X」の2種類が販売されていたが、今回から毎年2連泊が可能な「MEMBERSHIP Y」が新たにラインナップに加わるとのことだ。なお各NFTは宿泊権に加えて、NOT A HOTELが主催する食やワイン、アート、日本文化などを楽しめる様々なイベントへの参加が可能となっている。
NOT A HOTELでは、購入した部屋を住宅や別荘として利用するだけでなく、旅行や出張で家を空ける際にはホテルとして運用できる不動産を販売するサービスを提供している。ホテルとしてのオペレーションはNOT A HOTELが行う。1棟単位の購入だけでなく、12分割された物件所有権を年間の宿泊数に応じて保有する「共同購入」も可能である(例:毎年30日/年の利用で所有権12分の1、毎年120日/年の利用で所有権12分の4など)。
今夏NOT A HOTELでは、毎年1日単位で利用できる宿泊権とイベント参加などの特典を合わせた「メンバーシップNFT」を販売。初回販売では3億円相当の「メンバーシップNFT」が完売し、その後開始したウェイティングリストでの受付販売を通じて、その販売総額は5億円を超えてたという。
なお今回の第2弾の販売より、ウェイティングリストでの受付販売を廃止し、常時メンバーシップNFTを購入できる販売形式に変更するとのことだ。
NFTとは
「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。
なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。
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