米コインベース、流動性ステーキングの「Lido DAO(LDO)」上場へ

米コインベースにLDO上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産リドダオ:Lido DAO(LDO)の取り扱い予定を11月17日発表した。

LDOは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて、日本時間11月17日23:00(PT:同日9:00)以降に取引開始される予定だ。なお日本居住者はサポート対象外となっている。

取引ペアについては、LDO-USDがサポートされることになっており、取引は段階的に開始されるという。

なお今回サポートされるLDOはイーサリアムのトークン規格ERC-20で発行されたトークンとなる。

リドダオ:Lido DAO(LDO)とは

LDOは、流動性ステーキングを提供するリドダオのガバナンストークンである。流動性ステーキングとは、暗号資産をステーキングする際に運用可能な預かり証トークンを発行することでステーキングに参加しながらほかの運用を同時に行うことを可能にするサービスだ。リドダオでは預かり証トークンとしてstETHやstSOLなどの「stトークン」というトークンが発行される。

現在のところLDOは、バイナンス(Binace)やクラーケン(Kraken)、クーコイン(Kucoin)、エムイーエックスシー(MEXC)、バイビット(Bybit)などの暗号資産取引所のほか、ユニスワップV3(Uniswap V3)やスシスワップ(SushiSwap)などの分散型取引所など多くの取引所が取り扱っている。また現在の時価総額は約533億円である(11月17日コインマーケットキャップ調べ)。

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参考:JBA
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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