FTXグローバル、KLAYとINJ無期限先物取り扱いへ
暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXグローバルが、新たに暗号資産クレイトン:Klaytn(KLAY)とインジェクティブ:Injective(INJ)を無期限先物取引で提供することを発表した。KLAYの取り扱いは10月24日に発表され、INJについては25日に発表された。
同取引におけるKLAYの取り扱いは既に開始している。なおINJの取り扱いについては、26日の14時(UTC:世界協定時)より開始される予定だ。
対応する取引ペアはそれぞれKLAY-PERPとINJ-PERPとなっている。なおPERPはDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークンだ。
クレイトン(KLAY)とは
KLAYは、韓国のメッセージングアプリ「カカオトーク」やマンガアプリ「ピッコマ」を運営するカカオが2019年6月にローンチした独自パブリックブロックチェーン「Klaytn」で発行される暗号資産だ。クレイトンの評議会メンバーにはLG Electronics、UnionBank、SKTelecomや大手暗号資産取引所バイナンス、日本からはgumi、coconeが参加している。
KLAYは現在、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、フォビグローバル(Huobi Global)、MEXC、OKXなどの暗号資産取引所で取り扱われている。現在のKLAYの時価総額は約900億円となっている(10/26 コインマーケットキャップ調べ)。
インジェクティブ(INJ)とは
INJは、DeFi(分散型金融)プラットフォーム「インジェクティブ・プロトコル(Injective Protocol)」のネイティブトークンだ。「インジェクティブ・プロトコル」は、Cosmos SDKをベースに構築されており、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)にも互換性を持つ。
INJは現在、バイナンス(Binance)やコインベース(Coinbase)、クーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、フォビグローバル(Huobi Global)、クラーケン(Kraken)などの暗号資産取引所で取り扱われている。現在の時価総額は約212億円となっている(10/26 コインマーケットキャップ調べ)。
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