徳洲会体操クラブ、FiNANCiEでトークン発行
次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」が、「徳洲会体操クラブ」のトークン新規発行と販売開始を10月21日発表した。
「徳洲会体操クラブ」は神奈川県鎌倉市の「徳洲会スポーツセンターかまくら」を拠点に活動する体操クラブ。2004年アテネオリンピックの金メダリストである米田功氏が監督を務めている。
今回のトークン販売により集まった支援金で、「徳洲会体操クラブ」が目指す「体操選手が生涯にわたり価値を生み出せる社会実現」に向け、選手たちの価値向上・体操競技の人気向上に繋がる発信力の強化を行っていくとのこと。
なお今回FiNANCiE上で発行されるトークンは「徳洲会体操クラブトークン」として販売されるとのことだ。
「徳洲会体操クラブトークン」購入者は特典として、チーム運営の一部に携われる投票企画への参加や参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。投票はトークン保有数に応じて投票数が多くなる仕組みや保有しているトークン数の割合によって抽選特典の当選確率が変動する仕組みとなっている。また一定のトークンを保有しているサポーターには限定の特典も提供されるとのことだ。なお「FiNANCiE」で発行されているトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産(仮想通貨)でもないとのことだ。
現時点で発表されている投票企画案として「YouTube企画への出演選手投票」があげられている。また抽選特典案として「優勝記念NFTプレゼント企画」、「五輪壮行会、報告会招待企画」がある。
「徳洲会体操クラブトークン」の初回販売は10月21日13時から開始しており、12月2日21時まで実施される予定だ。
なお「徳洲会体操クラブトークン」の販売には5,000ptから100,000ptで購入できるメニューが16個用意されている。それぞれで獲得できるトークンと特典が異なる。
それぞれのメニューでは、購入pt分の「徳洲会体操クラブトークン」付与および前述した投票および抽選企画等への参加権とトークン保有数に応じた特典。そしてNFTとなる「初期サポーター記念コレクション」が提供される。また各所属選手の支援メニューでは、それぞれの選手に関する限定のNFTが特典として用意されている。
その他に特典として「団体選手権 オンライン壮行会参加権利」、「企画ミーティングへの参加権利」、「動画による米田監督指導」が用意されている。
なおFiNANCiEポイント(pt)は、FiNANCiEプラットフォーム上でのみ使用できるポイントのことで1pt=1円で購入できる。
「あたらしい経済」編集部は今回の取り組みに関して、徳洲会体操クラブの監督である米田功氏より以下のコメントを得た。
『徳洲会体操クラブは「みんなで創る世界を魅了する最強で最高のチーム」というビジョンを掲げオリンピックでの金メダル獲得とスポーツ界を牽引する選手の輩出を目指しています。
今回、トークン発行型のクラウドファンディングという新たな取り組みにより、応援して下さるファンの皆さんとの様々な共創体験を通じて、徳洲会体操クラブの目指す、選手そして体操競技の価値向上に繋げることができればと考えています。
まずは目の前に迫る団体選手権優勝をファンの皆様とともに勝ち取り、今後の徳洲会体操クラブのさらなる成長を皆様と歩み進めたいと思います』
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