スイスのルガーノ市、マクドナルドでビットコイン・USDT・LVGA支払可能に

ルガーノ市のマクドナルドで暗号資産支払が可能に

スイスのルガーノ市のマクドナルドやアートギャラリーなど市内十数か所で、暗号資産(仮想通貨)決済が可能になったことが10月4日発表された。

対応する暗号資産は「ビットコイン(BTC)」と米ドルペッグのステーブルコイン「テザー(USDT)」、スイスフラン連動型ステーブルコイン「LVGA Points token(LVGA)」の3銘柄となる。また今後25日間で対応店舗を増やしていくとしている。

今回の暗号資産決済導入は、ルガーノ市とUSDT発行元のテザー(Tether)社との共同イニシアチブ「プランB財団(Plan B Foundation)」が暗号資産決済サービス提供のゴークリプト(GoCrypto)と協力し可能になったとのこと。

なお同市では、この3銘柄による決済方法を2023年末までに2500以上の加盟店で導入できるよう目指すとのことだ。

ルガーノ市は今年3月、ブロックチェーン導入のための欧州中核拠点の設立に向け、テザー社と覚書(MOU)を締結していた。

この覚書締結により、ルガーノ市でブロックチェーン技術の導入を促進し、ヨーロッパ全体のブロックチェーン導入の新たなハブとして推進するという目標に向け、協力して取り組んでいくとしていた。また「プランB財団」はこの頃より設立されている。

なお「プランB財団」では市の金融インフラを変革する基盤として、ビットコイン技術を活用することを目的に動いている。10月28~29日に同市では、有識者たちを集めたビットコインカンファレンス「プランBフォーラム」が開催される予定だ。

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参考:テザー社
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Bosca78

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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