PwC香港、メタバース関連企業TerraZeroと連携

PwC香港、メタバース関連企業TerraZeroと連携

メタバース関連ソリューション提供のテラゼロ・テクノロジー(TerraZero Technologies)が、大手監査法人のPwC香港と連携契約を締結したことを10月3日に発表した。

テラゼロは、メタバース関連プロダクト、バーチャルゲームインフラやマーケティングソリューションの開発などを行なっている企業だ。

今回の契約でPwC香港とテラゼロは、没入型3D体験を通じて、あらゆる分野の企業が新しいユーザーを獲得し、新しい方法でユーザーと関わることを支援する市場参入戦略を一緒に考案してくという。また両社は協力して、さまざまなメタバース・プラットフォームでの体験の創出を検討している香港の企業に対して、互いのサービスを販売する予定とのことだ。

具体的にPwC香港は、B2B、B2G、B2Cアプリケーションによるパブリックなメタバース体験だけでなく、企業がプライベートでホストするメタバース体験を構築する新しい方法を共同で探求していくという。その新しい方法は大手ブランドがユーザーとの信頼を築く方法で顧客と対話し取引するために必要な、企業レベルの安全性、プライバシー、セキュリティの機能を備えていると想定しているようだ。

PwC香港のパートナーであるピーター・ブリューイン(Peter Brewin)氏は「顧客にとって魅力的な体験を作り、持続的な成果を出すことに加えて、企業はユーザーのプライバシー、データセキュリティ、サイバー、決済、税金、金融犯罪にまつわるリスクを管理できることが重要です。テラゼロのソリューションと、これらの分野におけるPwCのデジタルに関する専門知識を組み合わせることで、企業がユーザーに信頼される体験を構築するためのツールキットが提供されます」とリリースで伝えている。

またテラゼロのCEOであるダン・ライツィク(Dan Reitzik)氏は「テラゼロの強みは、現実世界とメタバースの架け橋となるエンゲージメント、コミュニティ、ユーザビリティのソリューションを創造することです。企業、起業家、アーティスト、コンテンツクリエイターが、取引やKYCプロセス、ブランドIPの管理などを、ブランド自身が完全にコントロールできる環境の中で安全に行うことができるのです。これは、メタバースが成長し続け、主要な事業者がこの領域に参入してきたときに、私たちが追い求めるビジョンです」と説明している。

ちなみにPwC香港は昨年12月に、NFT活用のメタバースゲームを開発する「The Sandbox(サンドボックス)」のバーチャルな土地である「LAND(ランド)」を取得している。

そして国内コンサルティング企業のPwCコンサルティングは、今年6月に企業向けにNFTのコンサルティングサービスを開始している。

参考:PwC香港
images:iStocks/Rick_Jo
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/4話題】イーサリアム「Pectra」メインネット実装は5/7に、米下院がステーブルコイン規制「STABLE法」可決など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米SEC、フィデリティのステーキング対応「ソラナ(SOL)現物ETF」の上場申請を受理

米証券取引委員会(SEC)が、米証券取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)によって提出された、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の現物価格に連動するETF(上場投資信託)「フィデリティ・ソラナ・ファンド(Fidelity Solana Fund)」の上場および取引に関する提案書を受理した。SECが4月3日に公表している

ブラックロック、英国で暗号資産事業者の登録完了

米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)の英国部門であるブラックロックインターナショナル(BlackRock International)が、英国の規制当局である金融行為監督機構(Financial Conduct Authority:FCA)から、暗号資産(仮想通貨)事業者としての登録承認を4月1日付で受けた。登録情報はFCAの公式サイトで確認できる