クリプトドットコム、フランスで暗号資産事業者の認可取得

クリプトドットコムがフランスでDASPとして登録

海外暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、フランスでデジタル資産サービスプロバイダー(DASP)として同国金融庁に登録されたことを9月28日発表した。

この登録はフランスの銀行・保険監督機関であるACPR(仏健全性監督破綻処理機構)より認可されたもので、これによりクリプトドットコムはフランスの居住者に対し、現地の規制に準拠した一連の商品・サービスが提供できるようになった。

なお同社はこの3ヵ月で多くの各国規制当局からの事業者ライセンスの取得を進めている。

6月にはドバイ仮想資産規制局から暗号資産ライセンスの仮承認、シンガポール金融管理局から主要決済機関ライセンスの基本承認を受け、7月にはイタリアの規制当局OAMによるサービス提供の承認、キプロスの証券取引委員会(CySEC)からの承認を得ており、

そして8月8日には韓国での電子金融取引法および仮想資産サービスプロバイダー登録、11日にはケイマン諸島金融管理局の規制認定、15日にはカナダのオンタリオ証券委員会(OSC)より暗号資産事前登録業者として承認、18日には英国の金融規制当局FCAより暗号資産事業者として認可をされている。

関連ニュース

クリプトドットコム、英国で暗号資産事業者の認可取得

バイナンスがフランスでライセンス取得、欧州初承認

クリプトドットコムのCronos(CRO)、130億円規模アクセラレータプログラム立ち上げ

Crypto .comが韓国進出へ、決済と暗号資産の関連会社2社買収で

Crypto. com、「FIFAワールドカップ・カタール2022」公式スポンサーに就任

参考:クリプトドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Stephanie Zieber

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/20話題】NTTドコモのERC6551搭載ゲームβ版、「暗号資産を国民経済に資する資産とするための緊急提言」正式承認など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored