グリーがweb3事業参入を表明、ブロックチェーンゲーム開発を視野

グリーがweb3事業へ参入

グリーがweb3事業へ参入することを9月27日発表した。同社100%子会社であるリアリティ(REALITY)を通じてグリーが持つノウハウや経験を活かし、ブロックチェーンゲームの開発およびパブリッシングを行っていくとのことだ。

またグリーはweb3事業の成長を目指し、「ブロックチェーンゲーム開発を担うゲームデザイナー、エンジニア、アーティストのリードポジション」、「自社ゲーム用チェーン、NFTマーケットプレイスやウォレットなどの開発を担うブロックチェーンエンジニア、スマートコントラクトエンジニア」等の採用活動を強化すると併せて発表している。

グリーはweb3事業参入にあたり、その他にも有力ブロックチェーンのバリデーターノードの運営も行うとしている。バリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、チェーン上の取引が正しいかどうかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運営者を指す。

なおグリーは7月にゲーム特化のブロックチェーンプロジェクト「Oasys(オアシス)」の初期バリデータに参加したことを発表している。

「Oasys」の初期バリデータにはグリーの他、Aster Network(アスターネットワーク)、バンダイナムコ研究所、BOBG(ボブジー)、Com2uS(カムツス)、CryptoGames(クリプトゲームス)、doublejump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ)、gumi(グミ)、jump(ジャンプ)、MCH(エムシーエイチ)、netmarble(ネットマーブル)、neowiz(ネオウィズ)、SEGA(セガ)、Thirdverse(サードバース)、UBISOFT(ユービーアイソフト)、WEMADE(ウィメイド)、bitFlyer Blockchain(ビットフライヤーブロックチェーン)、ミシカルゲームス(Mythical Games)、スクウェア・エニックスが参加している。

またグリーは昨年8月に「メタバース事業」に参入することを発表しており、2、3年で100億円規模の事業投資を行い、グローバルで数億ユーザーを目指すとしていた。

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参考:グリー
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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