IBMがブロックチェーンベースの国際決済ネットワーク「Blockchain World Wire」を発表、スタートバーンが3.1億円の資金調達、取締役COOに元AnyPay大野紗和子氏が就任などのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

IBMがブロックチェーンベースの国際決済ネットワーク「Blockchain World Wire」を発表

・IBMが3月18日にブロックチェーン技術での新たな送金ネットワークサービス「World Wire」の限定的な本番運用開始を発表

・「World Wire」は 国境をまたがる清算と決済をほぼリアルタイムで完了できるブロックチェーン決済ネットワーク

・IBM Blockchainの副社長であるJesse Lundhがシンガポールで開催されたマネー2020アジアで「6つの国際銀行が、IBMのStellarを使ったマネーワイヤリングサービスで、独自のステーブルコインを発行することを計画」と発表

・「World Wire」へ参加を表明しているのはブラジルの大手銀行バンコ・ブラデスコ、韓国の釜山銀行、フィリピンのリサール商業銀行(RCBC)などの6つの銀行。またIBMは「世界72カ国、47通貨、44の銀行」でもクロスボーダーで決済可能にしようと考えていると発表

「アート×ブロックチェーン」のスタートバーンがUTEC、SXキャピタル、電通等から3.1億円の資金調達。取締役COOに元AnyPay大野紗和子氏、社外取締役に元クリスティーズ片山龍太郎氏が就任

・「アートxブロックチェーン」に取り組むスタートバーン株式会社は、UTEC(東京大学エッジキャピタル/東京大学エッジキャピタルパートナーズ)、株式会社SXキャピタル、株式会社電通、片山龍太郎氏を引受先とした第三者割当増資により、3.1億円の資金調達を実施

・スタートバーンは新時代のアート作品評価・流通インフラとしてのアートブロックチェーンネットワークを構築し昨年テストネットを公開。更に、そこに接続する自社サービスstartbahn.org への証明書発行機能実装などを進めている。今回調達した資金はブロックチェーンネットワーク・接続ASP開発の加速、事業提携・共同事業を含めた国内外のビジネス展開、知財戦略及び採用強化などに活用予定

・また3月1日付で、元AnyPay CEO大野紗和子氏を取締役COOに、元クリスティーズジャパン代表片山龍太郎氏を社外取締役に迎え入れたことを報告

米VISAが暗号資産関連の新サービス開発に向け人材を募集

・米VISA社が暗号資産関連の新サービス開発に向け、新たに人材の募集を開始

・VISAはブロックチェーン・暗号資産の専門知識を持ち、かつ業務経験豊富な人材を募集

・「VISAクリプトチーム」を新設し、今後のブロックチェーン技術と体制を強化を目指す模様

GMOコインが仮想通貨ユーザー約1万名を対象にしたアンケート調査を実施

・GMOインターネットグループのGMOフィナンシャルホールディングス株式会社の連結会社で、仮想通貨交換業を営むGMOコイン株式会社は、Web上で2019年1月30日~ 2月13日にGMOコインユーザー10,964名にアンケート調査を行った

・仮想通貨の今後に期待している人が約7割と多く、一番期待する通貨は「リップル」。仮想通貨を今年から始めた人は約2割を占めて、依然ユーザーは増加中。従来の投資家層に加えて、新たな層の利用が増加していることが明らかに

ソーシャルミュージックストリーミングアプリ「Playlist」がCosmosを採用

・ソーシャルミュージックストリーミングアプリ「Playlist」がCosmosを採用することが報道された。Cosmosを利用して分散型音楽エコシステムのの拡大を目指す

・「Playlist」は登録なく4500万曲のストリーミングできるアプリで、iOS上で400,000ダウンロード以上がされているようだ(日本では利用できない)

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(images:iStock /artsstock)

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あたらしい経済 編集部

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これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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