ディーカレットが「Amber Japan」に社名変更し、デジタル資産PF「WhaleFin」提供開始

ディーカレットが「Amber Japan」に社名変更

国内暗号資産交換業者の株式会社ディーカレットが、Amber Japan(アンバージャパン)株式会社への社名変更を9月22日発表した。

また同社は社名変更と同時にデジタル資産プラットフォーム「WhaleFin(ホエールフィン)」日本版の国内提供開始を併せて発表した。なお「WhaleFin」は、アンバー・グループが海外で提供していた個人向けデジタル資産のオールインワンプラットフォームだ。

ディーカレットホールディングスは今年2月、同社の暗号資産交換事業子会社であるディーカレットの全株式を、WhaleFin Holdings Japan(ホエールフィンホールディングスジャパン)に譲渡していた。なおWhaleFin Japanは、グローバルに拠点を展開する暗号資産金融サービス事業者であるアンバー・グループ(Amber Group)の日本法人だ。

ディーカレットが進めていたデジタル通貨「DCJPY(ディーシージェイピーワイ)」事業については、子会社であるディーカレットDCPが継承し現在も事業を進めている。

またディーカレット提供の暗号資産取引サービスは継続されていたが、8月20日に取引所サービスを終了し、販売所サービスについては8月20日から9月21日まで取扱いを一時停止するとしていた。

今回国内で提供開始となった「WhaleFin」により、今までのディーカレットのサービスは廃止されたことになる。

「WhaleFin」では、日本円の入出金・暗号資産の送受と売買が行える販売所サービスを再開するとのこと。また貸し暗号資産(レンディング)サービスも今後展開する予定のようだ。他にも新規暗号資産のリスティング(上場)やNFTなどの取扱いも検討していくとのことだ。取引所サービスについては提供されないようだ。

また現在の「WhaleFin」日本版ではWeb版のみの提供となっており、スマートフォンアプリの提供時期については確定次第、改めて通知がされるとのことだ。

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参考:ホエールフィン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio・Vladimir-Kazakov

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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