LINE NEXTがNFTプラットフォーム 「DOSI」β版提供開始、日本にも先々展開か

LINE NEXTが 「DOSI」β版提供開始

LINE NEXT(ラインネクスト)が、グローバルNFTプラットフォーム「DOSI(ドシ)」のベータ版提供開始を914日発表した。

LINE NEXTは、LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」およびグローバルNFTプラットフォームの事業運営を行う、LINEの子会社だ。

なおLINEは現在、日本国内向けにNFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」およびデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」を提供しており、「DOSI」の日本提供は対象外と思われていた。

しかしLINE NEXTが『日本における「DOSI」の提供開始時期は決まり次第お知らせいたします』とアナウンスしていることから、「DOSI」は今後日本でも提供される可能性があることが分かった。

発表によると「DOSI」は世界180ヵ国をサービス提供エリアの対象とし、日本語を含めた9か国語をサポートしているとのこと。対象言語は「英語、韓国語、日本語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、タイ語、インドネシア語、スペイン語(スペイン)、スペイン語(ラテンアメリカ)」となっている。

また「DOSI」利用には、専用ウォレット「DOSI Wallet」からLINEFacebookGoogleNaver(韓国ユーザ対象)との連携で会員登録とログインが可能になっているとのこと。決済方法としては、クレジットカードやNAVER Payなどのキャッシュレス決済に対応しており、今後は暗号資産(仮想通貨)決済も導入予定であるとのことだ。

なお「DOSI」ではガス代(ネットワーク手数料)が発生しないとも説明されている。

DOSI」で提供されるサービスとしては「DOSI Wallet」の他、「DOSI Store」、「DOSI Citizen(ドシ・シチズン)」などがあるという。

DOSI Store」は、企業やコンテンツホルダーによるNFTプロジェクトの販売やコミュニティーの構築、会員制プログラムの展開ができるサービスで、「DOSI Citizen」は「DOSI」のエコシステムへの貢献レベルにあわせて、さまざまな特典を提供するNFT基盤の会員制プログラムとのことだ。

DOSI Store」の販売NFTについて

DOSI」では91420:00より、同プラットフォーム初のNFTを販売開始するとのこと。グローバル規模で高い人気を誇るwebtoon作品「地獄が呼んでいる」の世界観を詰め込んだNFTコレクションになるとのことで、全4,444個のNFTコレクションを全3回に分けて販売する予定とのことだ。

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参考:LINE

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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